- 「TikTokでお店をバズらせ、集客を狙いたい。」
- 「TikTokビジネスアカウントは費用がかかる?SNS初心者でも運用できる?」
- 「TikTokビジネスアカウントを開設する手順を知りたい。」
このような疑問を抱え、TikTok導入を検討している飲食店経営者も多いのではないでしょうか。
この記事では、TikTokビジネスアカウントのメリット・デメリット、始めるまでの流れや注意点を解説していきます。
もくじ
1.今話題のTikTokとは?
今話題の「TikTok」、SNSはやらないという人でも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。TikTokは、スマートフォン向けのサービスで、音楽に合わせて15秒~60秒のショート動画を投稿、閲覧できることが特徴です。「ショート動画」がポイントで、隙間時間や暇な時間などに気軽に楽しむことができます。
少し前までは、10代20代の若い世代を中心に人気を集めていましたが、最近では、30代40代の利用者が増え、ビジネスマーケティングの運用で期待ができると注目を集めています。
2.TikTokビジネスアカウントとは?
TikTokには、個人で利用する「個人アカウント」と、企業向けの「ビジネスアカウント」の2種類があります。今回は、ビジネスアカウントについて解説していきます。
ビジネスアカウントは無料で開設、運用できますので、リスクなく始めることができます。ビジネスアカウントは、個人アカウントと違い、ユーザー解析機能も搭載されており、マーケティングのツールとしても活用することが可能です。
以下、TikTokビジネスアカウントのメリット・デメリット、注意点などを詳しく解説していきます。
3.TikTokビジネスアカウントのメリット
3.1 投稿動画の分析ができる
ビジネスアカウントには、投稿ごとやアカウントのアナリティクス機能が閲覧可能になります。
■投稿(動画)1つの分析
- 合計再生時間
- 合計視聴回数
- 平均視聴時間
- トラフィックソースの種類
- 視聴者の所在地(国別)
■アカウント全体の分析
- 動画の視聴回数
- フォロワー数の増減
- プロフィールの表示回数
フォロワーの言動、思考を分析からユーザーのニーズを読み取り、投稿コンテンツの質を高めることが期待できます。
3.2 プロフィール情報を設置することができる
TikTokビジネスアカウントのプロフィールに外部リンク(自店HP、連絡情報など)を設置することができます。個人アカウントでプロフィールに外部リンクを設置する条件として、フォロワーの数が一定数を超えないと設置することができないので、ビジネスアカウントのメリットといえます。
3.3 カテゴリーを選択して登録できる
ビジネスアカウントでは、カテゴリーを選択して登録ができるようになります。カテゴリーを選択することにより、そのカテゴリーに興味があるユーザーに対しておすすめ表示される可能性が高くなります。ターゲットを絞って情報発信することができます。
4.TikTokビジネスアカウントのデメリット
4.1 商用ライセンスがない楽曲は使えない
TikTokビジネスアカウントでは、商用ライセンスがない楽曲は使えないというのが、最大のデメリットです。今流行っている楽曲などを使おうとした時に「この楽曲には商用ライセンスが付与されていません」と表示されてしまい、使用することができません。使用する楽曲に制限があるというのは、デメリットの1つでしょう。
5.TikTokビジネスアカウント作成方法3stepで解説
TikTokビジネスアカウントは無料で登録、運用することができます。ビジネスアカウントを作成するには、まず一般ユーザーとしてアカウントを開設して、その後の設定からビジネスアカウントに切り替えるという流れになります。
以下の3stepで簡単にはじめることができますので、ご参照ください。
Step1 TikTokをダウンロードする
TikTokはスマートフォン用のアプリです。お持ちのスマートフォンの「App Store」または「Google Playストア」からTikTokアプリをダウンロードします。ダウンロードができたらアプリを開き、下にあるメニューバーの「マイページ」をタップし、「登録」をタップしてください。「電話番号」「メールアドレスもしくは登録済みのSNSアカウント」を入力すれば登録完了です。
Step2 ビジネスアカウントを設定する
TikTokアプリ内の「マイページ」の右上にある「…」をタップ、次に「アカウント管理」をタップして「プロアカウントに切り替える」オプションから「ビジネス」を選択します。プロアカウントは無料で設定可能です。お客様のビジネスに最適なカテゴリーを選択すると、カスタマイズされたコンテンツが使用可能となります。
Step3 動画を作成し、ユーザーに情報を発信する
準備完了です!動画を作成し投稿しましょう。
ユーザーに情報を発信しましょう!
6.TikTokをビジネスアカウントで運用するときの注意点
6.1 個人情報の流出に注意する
投稿した動画内にほんの少し映り込んだ情報から撮影場所、住居など個人情報が特定できてしまいます。動画は画像以上に情報量が多いため、細心の注意を払って撮影するようにしましょう。
6.2 撮影場所に注意をする
危険な場所、迷惑をかけるような場所、関係のない人が映り込んでしまうような撮影は迷惑行為として問題になっています。トラブルに発展してしまう可能性が高いので、周囲に十分注意して撮影するようにしましょう。
6.3 炎上に注意する
SNSをビジネスで運用するにあたり、炎上には注意する必要があります。バズることを考えて目の引く動画を作成することを考えてしまいますが、見る人が不快に感じないか、を投稿する前に確認するようにしてください。
さいごに
いかがでしたか?TikTokのビジネスアカウントで運営するイメージがご理解頂けたかと思います。これからTikTokを始めようと考えている方は、今回解説した内容を参考にしてみてください。
TikTokビジネスは、まだまだ多くのお店が本腰を入れる前だからこそ、早くスタートすることで差別化することができます。TikTokを上手く活用して集客アップを狙いましょう!