初心者でもLINE広告を運用できる!基礎知識と掲載費用を丁寧に解説!

  • 「ユーザー数の多いLINE広告の概要を知りたい。」
  • 「LINE広告を代理店にお任せしないで自分で運用したいが難易度が高い?」
  • 「LINE広告を始める前にメリット・デメリットを把握しておきたい。」

このようなお悩みや疑問を抱えている経営者の声を多く聞きます。
今回の記事では、LINE広告の始め方、掲載費用、メリット・デメリットを丁寧に解説していきます。
是非参考にして下さい。

1.LINE広告とは?

LINEは月間利用者数9,200万人(2022年3月末時点)にのぼり、日本で一番利用者数が多いコミュニティーアプリです。

LINE広告は、LINEのトーク画面・タイムラインの最上部やにLINE NEWS内に掲載することが出来る広告です。日本最大のユーザー数を誇るLINEは、他のSNS広告ではリーチできなかったユーザー層にアプローチすることができ、費用対効果が期待できます。(LINE for Business参照)

2.LINE広告のメリット

2.1 ユーザー数の多さ

LINEは月間利用者数9,200万人(2022年3月末時点)と日本国内では圧倒的に利用者数が多く、年代層も10代~60代とかなり幅広く利用されています。他のSNSはエンターテイメント性が高いのに比べ、LINEは通信の社会基盤となっており、毎日利用するというユーザーは85%に達しています。ユーザー数が多いというのは最大のメリットです。

2.2 配信フォームが豊富

LINE広告は配信フォームが8種類と豊富に揃っており、目的に合わせた配信が可能です。

  • トークリスト…LINEのトークタブの最上部に表示されます。
  • LINE NEWS…LINE内ニュースタブの記事一覧に表示されます。
  • LINE VOOM(旧タイムライン)…LINEのタイムライン上に広告が表示されます。
  • LINEマンガ…LINEマンガはLINEが提供する電子コミックサービスです。15~19歳の利用が27%、20~30代の利用が60%と、若年層を中心に幅広い世代で利用されています。
  • LINE BLOG…タレントや著名人が公式ブログとして情報発信して活用しています。ブログ画面に広告が表示されます。女性が多く、20~40代を中心とした年齢層に利用されています。
  • LINEポイント…「友だち追加」「動画視聴」「ミッション」などの指定条件をクリアするとポイントがもらえるサービスです。友達追加を促進することができます。
  • LINEショッピング…LINE上で購入ができるショッピングサービスです。LINE友達登録しているユーザーに向けて商品やサービスの購入を促すことができます。
  • LINE広告ネットワーク…LINEおよびLINEサービスに加え、LINEが提携する幅広いジャンルのアプリへ広告配信ができます。

2.3 低コストから運用できる

LINE広告は広告予算を自分で決定できます。初期費用もなく、低コストから運用できるため、気軽にはじめることができます。少額からでもLINE広告を試すことが出来るというのは大きいメリットです。

3.LINE広告のデメリット

3.1 広告掲載できない業種・サービスがある

LINEは幅広い年齢層に利用されているため、広告掲載ができない業種・サービスがあるので事前に調べておく必要があります。

以下、広告掲載ができない業種一覧

  • 宗教関連
  • ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)
  • アダルト関連
  • 出会い系、マッチングサイト等(一部当社が認めた場合を除く)
  • 連鎖販売取引
  • 探偵業
  • たばこ、電子タバコ
  • 武器全般、毒物劇物
  • 政党
  • 公益法人、NPO/NGO、社団法人(一部当社が認めた場合を除く)
  • 生体販売
  • 整骨院、接骨院、鍼灸院等
  • 未承認医薬品⋅医療機器等
  • 消費者金融などの貸金業、質屋(一部当社が認めた場合を除く)
  • ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)
  • 募金、寄付、クラウドファンディング等の資金調達(一部当社が認めた場合を除く)
  • その他弊社が不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス

(LINE for Business参照)

3.2 審査基準が厳しい傾向にある

LINEは幅広い年齢層が利用していることから、他のWEB広告に比べ審査基準が厳しい傾向にあります。表現上の制限や規制など、審査規約が細かく設定されています。

例えば、

  • 医薬品ではないものに対し、「診断」「治療」「回復」「改善」「処置」等、医学用語を用いた表現、また、疾病の治療効果、予防効果を暗示する表現 等
  • 不安感を煽る表現、与える表現 等
  • 医療関係者や、研究者、一般人の認識に影響を与える団体等の推薦文言  等

(LINE for Business参照)

4.LINE広告の課金形式は?

LINE広告はクリック課金型とインプレッション課金型の2つに分けられます。

■クリック課金
ユーザーが広告をクリックする際に費用が発生します。広告を表示しただけでは費用は発生しないので、興味のあるユーザーにだけ広告を配信することができます。

■インプレッション課金
ユーザーが見る画面上で広告が完全に表示された際に費用が発生します。1,000回表示されるごとに費用が発生します。多くのユーザーに広告を見てもらうことができるので商品やサービスの認知度向上を目的に利用する場合が多いです。

以上のような課金方式をもとに、費用が決定します。

5.LINE広告の掲載費用は?

掲載費用はオークション形式で決定されます。手動で単価を決定する「手動入札」とアルゴリズムにより自動で最適化される「自動入札」の2つあります。

■手動入札
手動入札は、手動で単価を設定することができます。配信結果データを見ながら調整する必要があるため、作業時間に負担がかかります。知識、経験が必要になるので、初心者には自動入札をおすすめします。

■自動入札
自動入札は配信結果データをAIが学習してくれるため、最適な入札額を自動で設定してくれます。精度が高いAIが自動調整してくれるのがメリットです。

6.LINE広告を成功させるためのポイント

広告運用において最も重要なのは、クリエイティブ(広告内容)です。ユーザーの反応を見ながら複数のクリエイティブを配信し、改善を重ねると広告効果はより高くなります。
良いクリエイティブとは?

  • ユーザーが一目見て理解できる
  • ユーザーの印象に残る
  • ユーザーが共感できる 等

ユーザーが広告を目に止めてアクションをとってもらうためには、クリエイティブの質が重要なポイントになります。

さいごに

いかがでしたか?LINE広告の基礎知識、メリット・デメリット、費用などがご理解頂けたと思います。
LINE広告は、他のSNS広告と似ているとこをも多いですが、なんといってもユーザー数が多いというのが最大のメリットです。これから広告掲載を検討されている方は、試しに運用してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

BrancPort税理士法人