初心者でもわかるインスタグラム広告の種類と費用を詳しく解説

  • 「インスタグラムに広告を出して集客したい。」
  • 「広告代理店を通さずにインスタグラム広告を出したい。」
  • 「インスタグラムの費用対効果を知りたい。」

このようなお悩みや疑問をかかえている経営者の声を多く聞きます。
この記事では、これからインスタグラム広告掲載を検討している経営者へ「インスタグラム広告とは?」「インスタグラム広告の種類」「費用」について解説していきます。じっくり読んで参考にしてみてください。

1.インスタグラム広告とは?

インスタグラム広告とは、フェイスブック社が運営するSNSの一つ「インスタグラム」に掲載できる広告のことです。画像や動画で視覚から宣伝することができ、今、注目を集めています。

インスタグラム広告は以下の6種類あります。宣伝したい内容(商品)に応じて適切な広告を選ぶことができます。ご自分のお店に合った出稿先を選ぶことが大切です。

  • フィード広告…ユーザーのフィードに表示できる一般的なインスタグラム広告です。
  • ストーリーズ広告…インスタグラム上部に表示されるストーリーズに表示されます。24時間限定で公開され全画面で表示されます。
  • 動画広告…ユーザーのフィードに動画を表示することができます。再生動画の上限は60秒です。
  • カルーセル広告…ユーザーのフィードに複数の画像や動画を表示できます。1つの広告で複数の画像や動画を表示することができます。
  • コレクション広告…ユーザーのフィードにメインの画像広告と商品のカタログが表示できるため、1つの広告で複数の商品を宣伝することができます。
  • 発見タブ広告…虫眼鏡のマークをタップしたときに表示される広告です。ユーザーの興味関心に基づいて自動表示されます。

2.インスタグラム広告のメリット

2.1 詳細にターゲティングができる

インスタグラム広告は、フェイスブックと連携しているため、詳細にターゲティングすることが可能です。ユーザーの「性別」、「年齢」、「趣味」、「地域」、「学歴」、「交際ステータス」、「いいね」等、かなり細かくターゲティングすることができるので、集客効果が期待できます。

2.2 広告感が薄く自然に宣伝できる

インスタグラム広告は、ユーザーがフォローしているアカウントの投稿と同じように掲載されるので、広告感が薄く、ユーザーに受け入れられやすいでしょう。自然に宣伝することができるというのはメリットになります。

2.3 若年層や女性にアプローチできる

インスタグラムユーザーは若年層や女性の比率が多いという統計があります。若者や女性をターゲットにしているようであれば、インスタグラム広告を活用しない手はありません。

3.インスタグラム広告のデメリット

3.1 他のSNSと比べると拡散力が低い

他のSNS広告と比べると拡散力が低いことがデメリットです。FacebookやTwitterのように投稿をシェアする機能がないため、フォロワー以外のユーザーに認知されることが難しく、思うような効果を感じることができない可能性があります。

3.2 良質なコンテンツが必要

「インスタ映え」という言葉が流行ったように、インスタグラムはクオリティの高いコンテンツが必要です。目を引くような画像や動画を制作できなければ、ユーザーに流し見されてしまい広告の意味がありません。見栄えするクオリティの高い画像や動画を制作する工夫が必要です。

4.インスタグラム広告の種類と掲載費用

インスタグラム広告には4つの種類があります。
それぞれの課金システムと費用相場を解説していきます。

4.1 CPM(Cost per Mille)広告

CPM(Cost per Mille)とは、広告をユーザーが表示した回数のことで「インプレッション課金」と呼ばれています。表示回数により費用が発生し、広告のジャンルにより費用が変動します。
平均相場は、1000回表示で、500円~1,000円程度でしょう。

4.2 CPC(Cost per Click)広告

CPC(Cost per Click)とは、ユーザーが広告をクリックした回数で課金される「クリック課金」と呼ばれています。クリックされるたびに費用が発生し、広告のジャンルにより料金が変動します。
平均相場は、1クリック40円~100円程度でしょう。

4.3 CPV(Cost per View)広告

CPV(Cost per View)は、動画広告の課金システムです。広告動画が10秒以上再生、最後まで再生された場合に費用が発生します。動画広告が再生中であってもユーザーはスキップすることができるので、必ず課金されるわけではありません。広告のジャンルにより料金が変動します。
平均相場料金は、1再生あたり4~7円程度です。

4.4 CPI(Cost per Install)広告

CPI(Cost per Install)は、広告掲載したアプリがインストールされた場合、費用が発生します。平均相場料金は、1インストールあたり100円~150円程度です。
お店運営においては、CPI(Cost per Install)広告は、ジャンル的に当てはまりにくいでしょう。

さいごに

いかがでしたか?
インスタグラム広告の特徴、種類、費用がご理解頂けたかと思います。インスタグラム広告は、低予算からスタートでき、豊富な種類の広告があるので、運用次第で高い集客効果を得ることができます。
インスタグラムユーザーは、日本国内で約3300万人を超えています。今現在も右肩上がりでユーザーが増え続けているため、今後、注目されるSNS広告媒体です。インスタグラム広告の特徴でもあるターゲティングの精度の高さを活用して、うまく運用し集客効果を得ましょう!

この記事を書いた人

BrancPort税理士法人