飲食店がGoogleマイビジネスで集客効果を上げるテクニックを解説!

飲食店がGoogleマイビジネスで集客効果を上げるテクニックを解説!

飲食店を調べる時にGoogle検索、Googleマップを利用する方が多いと思います。以前の記事「【必見】Googleマイビジネスとは?特徴や登録方法、集客成功の秘訣をご紹介!」で、Googleマイビジネスの運用までの基本情報をお伝えしましたが、今回は、Googleマイビジネスを効果的に運用するにはどのようにすればよいか、具体的に解説していきます。

  • 「Googleマイビジネスに登録したが、うまく運用できていない。」
  • 「Google検索で上位表示させたい!」
  • 「Googleマイビジネスで悪い口コミにはどう対応すればいい?」

このようなお悩みを抱えている飲食店経営者も多いと思います。
この記事では、Google検索結果上位表示される仕組みや、競合店と差をつけるテクニック術などを解説していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

1.Googleマイビジネスで検索結果が上位表示される仕組み

Googleマイビジネスで検索結果が上位表示される仕組み

「Googleで飲食店を検索すると検索結果の1番上に情報や口コミが表示されるが、これは誰かが登録して表示させているのか?」という質問をよく受けます。Googleの検索結果の順位は、Googleの検索アルゴリズムにより、Googleがwebサイトを機械的に評価をし、検索結果順位が決定されます。簡単にいうと、ユーザーにとってためになる、有益な情報を発信している優良なwebサイトが、Googleに高く評価され、検索結果順位につながる仕組みです。

2.まず基本の店舗情報は重要!注意点とは?

まず基本の店舗情報は重要!注意点とは?

店舗、登録住所、自社HPアドレスなど、店舗情報は、正しく記載され、ユーザーにとってわかりやすい内容になっているかという部分をGoogleは高く評価します。「自社HPアドレス」「自社SNSアカウント」の情報が「この店舗の情報だ」と一致させるのは店舗側が申請できるわけではありません。Googleが機械的に判断しているので、掲載にあたり、細かく注意が必要です。

例:住所記載の注意点
東京都〇〇区〇丁目〇〇番地〇〇
東京都〇〇区〇-〇〇-〇〇
※同じ住所でも~丁目と表記するかどちらかに統一することにより情報が一致されます。
店舗情報の中で特に注意して記載したい項目は、以下の3点です。

  • 店舗の名称
  • 店舗の所在地
  • 電話番号

ご自身の店舗情報を今一度確認してみて下さい。

3.競合店と差をつけるテクニック術

競合店と差をつけるテクニック術

3.1 写真を効果的に掲載する

Googleマイビジネスで写真掲載は上位表示に大きく影響します。瞬時に視覚で情報が入ってくる写真は、文章よりも関心をひきやすく非常に有効なのです。
飲食店にとって掲載必須な写真は、以下3つ

  • 店舗の外観・・・初めて来店するユーザーは、店舗の外観を頼りにします。「外から見た店舗の外観」「店舗の看板」など掲載した方が良いでしょう。
  • 客席全体・・・「接待に使えそうなお店か?」「子連れでも問題ないか?」「庶民的なお店か?」など、お店の雰囲気がわかるような客席全体の写真を掲載すると良いでしょう。
  • 商品の写真・・・お店で提供している定番の料理やおすすめの料理などの写真を掲載し、視覚的にユーザーにアピールしましょう。

3つの写真のタイプごとに3枚以上は掲載することをおすすめします。
他に、スタッフの写真を掲載すると、お店の雰囲気が伝わり、親しみやすさを感じさせます。
駐車場など、お店の設備などの掲載は、ユーザーにとって親切な情報ですね。

3.2 「投稿」で店舗情報をアピールし共感してもらう!

Googleマイビジネスでは、定期的に最新情報を投稿することで、ユーザーの目に留めることができます。お店の様々な情報を伝えてユーザーにアピールしましょう。
具体的な投稿内容は、

  • 季節のおすすめメニュー
  • お店の情報
  • キャンペーンの告知 など

投稿は、Googleマップ店舗トップページに表示される期間が、掲載から7日間とされています。
過去の投稿は見ることはできますが、トップページから表示されなくなってしまうと、ユーザーの目に留まりにくくなるでしょう。最低でも1週間に1度は投稿することをおすすめします。
次に、ユーザーの共感を得る投稿文章とは?
最新情報を伝える、だけではなく、ユーザーに共感してもらえるような文章に気をつけましょう。


①一般論ではなく具体的に書く
ユーザーの目に留まるには、一般論ではなく、より具体的な内容を書くといいでしょう。
例えば、

  • 一般論:本日は席に空きがあります。ぜひお気軽にお問い合わせください。
  • 具体的な文章:本日は19時から席に空きがあります。お仕事帰りにお立ち寄り頂けます。接客中は、電話に出られない場合がありますので、その時はメールかLINEのメッセージにお問い合わせお願いします。

②擬音語、擬態語を入れる
例えば、飲食店で料理などの情報を伝える場合、「擬音語・擬態語」を入れると、具体的に料理がイメージしやすいはずです。
例 「サクサク」「カリカリ」「もちもち」「ふわふわ」「とろとろ」など

3.3 悪い口コミも返信のコツでお店の印象を良くする!

Googleマイビジネスでは、ユーザーが口コミとお店の評価を投稿できる機能があります。Googleは、「口コミをたくさんもらうようにし、その口コミには返信し、ユーザーとの信頼関係を構築しましょう」と述べており、口コミに返信することによりGoogleからの評価が高くなります。しかし、現状では、口コミに対して、返信をしている店舗は少なく、他店に差を付けられる大きなチャンスです。口コミの返信は、必ずするようにしましょう!
口コミの中には、嬉しい高評価のコメントもあれば、低評価の厳しいコメントもあります。理由はどうあれ、悪い口コミを受けるということは、気分が悪く落ち込んでしまうものです。
悪い口コミにどう対応し、返信したら良いかが、お店の印象を良くする重要なポイントになります。

【まず、やってはいけない禁止項目】
謝らない
理由はどうあれ、悪い口コミ(クレーム)に対して、まず「謝る」のが基本です。
感情的に返信する
口コミは全てのユーザーに公開されます。
「もう利用するな!」など、感情的な表現や内容は書かないようにしましょう。
口コミの内容以外のことを書く
ユーザーがあえて書いていないユーザーに関する情報を書くことは避けましょう。
プライバシー侵害など二次クレームにも発展する可能性があります。

【印象を良くする返信のポイント3つ】
ポイント1:口コミを投稿したユーザーに、投稿してくれたことへの感謝の意を示しましょう。
ポイント2:お決まりのビジネス的な硬い文章ではなく、親しみやすい文章や対応に心がけましょう。
ポイント3:簡潔で読みやすい文章を心がけましょう。長すぎる文章は読む気をなくすことがあります。

【返信に記載する基本記載内容6つ】

  • ユーザー名 様
  • 口コミを頂いたことへの感謝
  • 悪い口コミ(クレーム)の内容確認と謝罪
  • なぜそのようになってしまったか原因を簡潔に説明
  • 改善できるようであれば改善策
  • 「今後ともよろしくお願いします。」

以上 ご参考にしてみて下さい。

3.4 SNSを活用し相乗効果を狙う!

Googleマイビジネスから連携できるSNSは、「Facebook」と「Twitter」の2つのみです。利用者数が年々増えているインスタグラムは、現在のところはGoogleマイビジネスと連動できないのですが、Googleマイビジネス内にリンクを設定ことで、ユーザーに認知されるでしょう。
SNSでの拡散は、検索結果が上位になる効果はないと言われていますが、良質なコンテンツであれば、多くのユーザーがアクセスするようになり、結果的には検索順位の上昇に繋がる傾向にあります。SNSを積極的に活用し相乗効果を狙っていきましょう!

さいごに

いかがでしたか?Googleマイビジネスの情報を充実させることが、Google検索順位が上位表示につながるということが理解頂けたかと思います。Googleマイビジネスは、さまざまな情報を掲載し、アピールすることができます。またユーザーの属性やデータの閲覧・分析をすることもできる、飲食店でには非常に重要なツールです。
Google検索やGoogleマップ検索で検索順位が上昇できるよう、こまめに記事を更新し、口コミにも積極的に返信していきましょう。

この記事を書いた人

BrancPort税理士法人