投稿者: BrancPort税理士法人

  • スポーツ観戦×飲食店!パブリックビューイングの始め方・違法にならない方法

    スポーツ観戦×飲食店!パブリックビューイングの始め方・違法にならない方法

    • 「スポーツや映画などの放映には著作権の問題がある?」
    • 「パブリックビューイングは、どんな設備が必要?」
    • 「パブリックビューイング開催で売上を伸ばすには?」

    このようなお悩みや疑問を抱えている飲食店経営者の声を多く聞きます。

    この記事では、飲食店でのパブリックビューイングのメリット・開催に必要な準備と設備とは?・著作権違反にならないための正しいやり方を解説していきます。また、集客・宣伝のコツ!お客さんを呼び込む方法も紹介します。是非参考にしてください。

    1.飲食店でのパブリックビューイングのメリット

    パブリックビューイングとは、お店に大きなスクリーンやテレビを設置し、スポーツの試合やイベントをみんなで楽しむことです。
    特にオフィス街では、仕事帰りの人たちが立ち寄るきっかけになり、売上アップにもつながります。
    具体的なメリットを詳しく解説します。


    メリット1:集客効果が期待できる
    スポーツの試合や人気イベントがあると、「みんなで盛り上がりたい!」と思う人が増えます。家では味わえない熱気や雰囲気を求めて、普段お店に来ないお客さんも足を運ぶようになります。特に、大きな試合(W杯・オリンピック・メジャーリーグ・プロ野球の日本シリーズなど)のときは、集客効果が大きく期待できます。


    メリット2:売上がアップする
    試合やイベントを観戦するお客様は、通常よりも長く滞在するため、その分、飲み物や料理の注文が増えます。また、特別な「観戦セットメニュー」や「応援ドリンク」などを用意すれば、さらに売上を伸ばすことができます。


    メリット3:お店の知名度が上がる
    「このお店で観戦できる!」と話題になれば、新規のお客さんが増えます。特に、SNSや口コミで広がると、スポーツ好きの人たちの間でお店の認知度がアップし、リピーターを獲得しやすくなります。


    メリット4:リピーターが増える
    一緒に観戦したお客様同士が仲良くなったり、お店の雰囲気を気に入ったりすると、「また来たい!」と思う人が増えます。
    特に、定期的にパブリックビューイングを開催すれば、「試合がある日はこの店!」と決めてくれる常連客がつく可能性もあります。


    メリット5:コミュニティの場になる
    オフィス街の飲食店でも、近くに住んでいる人や同じ会社の人たちが集まることで、新しい交流が生まれます。「スポーツ好きが集まる店」として地域に根付けば、イベントがない日でも常連客が増え、お店の経営が安定しやすくなります。

    2.パブリックビューイング開催に必要な準備と設備とは?

    パブリックビューイングを開催するには、設備の準備や事前の計画が重要です。

    ①必要な設備

    • 大型スクリーンまたはテレビ
    • 映像配信設備
    • 音響設備
    • インターネット環境
    • 座席レイアウトの調整

    ②開催前に準備すべきこと

    • 放映権 著作権の確認
    • 告知 宣伝
    • 観戦メニューの作成
    • ルールの設定

    ③あると盛り上げるもの

    • 応援グッズ(お店で配布するのもアリ)
    • チームカラーの装飾(ポスターやライト)
    • お客さんとの交流を促す仕掛け(プレゼント企画など)

    3.著作権違反にならないための正しいやり方を解説

    飲食店でパブリックビューイングを開催したいとき、著作権違反にならないための正しいやり方をステップごとに解説していきます。

    Step1:放送や配信元の許可を取る
    パブリックビューイングで流す「映像・音声」は著作物です。
    営利目的で使用するには、放送局や配信サービスの許可・契約が必要です。

    【確認が必要な事】

    • 地上波・BS/CS→各放送局に商用利用の可否を確認
    • DAZN・WOWOW→飲食店向けの「商用利用プラン」に契約
    • YouTubeライブなど→配信者に直接「商用上映」の許可を取る

    Step2:音楽著作権の確認と手続き
    映像内のBGMや応援ソング、入場曲などが流れる場合、音楽にも著作権があります。
    音楽の著作権は、JASRACやNexToneといった団体が管理していることが多いです。

    【確認が必要な事】

    • 事前にJASRACやNexToneに問い合わせる
    • 必要に応じて「店舗BGM」などの包括契約を結ぶ

    Step3:イベントの営利性を見直す
    パブリックビューイングで入場料を取ったり、売上アップを目的に大々的に宣伝すると、「営利目的の上映」とみなされ、許可が必要になります。

    【確認が必要な事】

    • 無料で実施する、または放送局・配信元から営利利用の許可を取る
    • 告知で「大会名やロゴ・映像キャプチャ」を無断使用しない(著作権や商標権に関わる)

    Step4:イベント主催団体のガイドラインを確認
    FIFA・オリンピック・ラグビーW杯などは、独自のパブリックビューイングガイドラインを持っていて、「何人以上なら申請が必要」などの細かいルールがあります。

    【確認が必要な事】

    • イベント主催者の公式サイトを確認する
    • 必要ならパブリックビューイング専用の申請フォームから申込する

    4.集客・宣伝のコツ!お客さんを呼び込む方法

    4.1 SNSで事前告知+当日投稿

    SNSは拡散性が高いので積極的に利用しましょう。

    ■SNSで事前に告知するポイント
    「いつ・どこで・何を見るか」をしっかり伝えましょう。
    お客様が「行ってみようかな」と思えるように、日時・場所・試合内容・お店の魅力をしっかり書くことがポイントです。

    投稿例:
    【パブリックビューイング開催】
    〇月〇日 19:00〜
    日本代表 vs 韓国代表
    みんなで盛り上がれる夜!
    パブリックビューイング限定メニューや応援ドリンクあります!
    場所:○○(店名)
    予約優先/ユニフォームを着てくればドリンク1杯無料

    #パブリックビューイング #スポーツ観戦 #○○(地域名)グルメ #日本代表応援 #飲みながら観戦

    ■当日SNSに投稿するポイント

    • 開店前→「今から準備中!」
    • 開始直前→「あと30分でキックオフ!」
    • 試合中→「得点で盛り上がる様子」などライブ感を出す

    投稿例:

    • 「満席ありがとうございます」+画像or動画
    • 「一点入った瞬間の店内、こんな感じです!」+画像or動画
    • 「応援グッズ、盛り上がってます」+画像or動画

    4.2 イベント向け特別メニューの作成

    通常メニューの他に、イベント向けの特別メニューを用意すると売上アップにつながります。

    例えば、

    • 観戦セット:フード+ドリンクのセット
    • チームカラーに合わせたカクテルやドリンク
    • みんなでシェアできる大皿料理
    • 飲み放題プランを設けるのも効果的

    さいごに

    いかがでしたか?
    飲食店でのパブリックビューイングのメリット・開催に必要な準備と設備とは?・著作権違反にならないための正しいやり方がご理解頂けたと思います。
    パブリックビューイングは、お店の集客力を高め、売上を伸ばすチャンスになります。
    特にオフィス街なら、仕事帰りの人たちが気軽に立ち寄れる場を提供することで、リピーターも増えやすくなります。上手に活用すれば、お店の人気がアップし、繁盛店につながります。

  • ダブルブッキングはなぜ起きる!?飲食店で発生する原因と対処・防止策を解説

    ダブルブッキングはなぜ起きる!?飲食店で発生する原因と対処・防止策を解説

    飲食店の予約について「ダブルブッキングが発生してしまった!」と思いもよらぬ事態が起きてしまうことがあります。少しでも予約数を伸ばそうとしているのに、ダブルブッキングが起きてしまうと、顧客からの信頼が損ない集客減少に繋がってしまいます。
    もしもダブルブッキングが起きてしまったら、必ず原因を解明した上で顧客への対処、防止策を講じなければなりません。
    今回は、ダブルブッキングが起きる原因と、その対処・予防対策を解説していきたいと思います。
    ぜひ参考にしてみてください。

    1.ダブルブッキングのダメージ

    ダブルブッキングとは、お店の予約した日時が複数重なり合う状態のことです。
    実は、ダブルブッキングには予約数を増やすために予約キャンセルを見通しての意図的なものと、明らかに予約管理ミスによるもの2通りあります。
    ダブルブッキングは、お客様と店舗にどのようなダメージが発生してしまうのかみていきたいと思います。


    ▶顧客ダメージ

    • 断られると予約していた日が空いてしまう
    • 集いの席での幹事は立場がない、恥をかいてしまう
    • お店の期待を裏切られた

    ▶店舗ダメージ

    • 信頼を失われてしまう(数回程度の来店客は信頼が低くなる)
    • 口コミを投稿される可能性があり、その影響で客足が遠のく
    • オペレーションの管理不足、イメージダウンに繋がる

    ダブルブッキングの発生は、お客様とお店側、双方のダメージは決して小さいものではありません。お客様は気分を害し、お店は「お断りをしなければならない」「ケアをする」といった本来発生しなくてもよい業務をしなければなりません。
    ダメージを無くすには、後述しますが防止策を徹底しなければなりません。

    2.ダブルブッキングが起きる原因

    飲食店のダブルブッキングは頻繁に起きるわけではありませんが、ゼロではありません。特に繁忙期は予約が集中するので注意しなければなりません。忙しい時期にこのような事態にならないためにも、なぜ起きてしまうのか原因をみていきたいと思います。

    2.1 人的なミス

    人間が行うことはミスがあって不思議ではないと言いますが、ダブルブッキングが生じやすい状況であることも考えられます。

    • 予約電話を受けた時の記入ミス、管理者への伝え忘れ
    • 未決定(保留状態)の予定を完全予約に入れてしまい同日に集中してしまう
    • 予約状況の確認ミス(スケジュールの見落とし等)

    複数のスタッフが予約を受け付けるということは「記入ミスや漏れ」「管理者に伝えていない」といったリスクが高くなります。もしも発生したら解決策を見出すことが大切です。

    2.2 スタッフ間の共有化が不十分

    ダブルブッキングの原因は、管理者以外のスタッフ間での予約情報の共有化が不十分であることも原因のひとつです。管理者だけが予約状況を把握していても、予約を受け付けるスタッフが知らないとダブルブッキングが起きてしまう原因になります。

    お客様からの予約を受け付けたスタッフは「管理者に伝えなければならない」というお店のルールがある飲食店が多いです。その後はスタッフ全員へ情報を伝える、あるいはスタッフ全員が予約管理ノートを必ず目を通すなどの共有化を図らなくては、ダブルブッキングの発生は避けられないかもしれません。

    2.3 予約管理の複雑化

    予約の受付に複数のツールを利用している場合、ダブルブッキングの発生率が高くなってしまう可能性があります。
    ホームページからの予約、SNSによる受付、電話・対面など予約の受付経路が複数ある場合は注意が必要です。とはいえ、予約は一つのサイトに絞ってしまうと集客増加の見込みが期待薄になってしまう可能性があります。予約を受けた際には、必ずひとつにまとめたスケジュール台帳に記入、あるいはエクセル表にまとめて入力するようにしましょう。ただし、パソコンを利用する場合は、常に最新の状態にすることが重要です。情報が更新されていないと予約状況が複雑になり、ダブルブッキングが起きる可能性が高くなります。

    3.ダブルブッキングの対処法

    飲食店のダブルブッキングが発生した時に、どのような対処をしたらいいのか迷ってしまうという方も少なくありません。ここでは対処法を解説します。

    3.1 予約の優先順位

    ダブルブッキングが起きてしまった後、まず先にやるべきことは予約を断る相手を選択します。基本的には、最初に予約をされた方から埋まっていきますが、その時々の状況に応じて判断することもあります。

    • 先に予約を入れたお客様を優先する
    • 場合によって人数によって優先順位を決めることもある※例 先約した少人数の再調整は可能だが、大人数の再調整は難しいので人数の多い方を優先
    • 断った時のダメージを最小限に抑えられるお客様※例 同伴の誕生祝のサプライズを依頼された相手は出来る限り避ける

    お客様にとっては、如何なる理由であってもお店から予約の変更を申し出られたら、ドタキャンされたと思われても仕方ありません。基本的には先約した相手を優先しますが、その時の判断に任せるのもひとつの選択法です。

    3.2 電話連絡をして謝罪

    断る相手を選択したら、次に電話で連絡をします。どのように伝えれば理解してもらえるか、みていきましょう。

    • なぜキャンセルとなったのか詳しく説明し、丁重にお詫びをする
    • お客様の都合の良い日に変更が可能か聞く➡可能であれば日程の再調整
    • お客様の候補日が都合悪い場合➡代替案として日程を複数提案する
    • 双方が可能であれば、最後にもう一度お詫びを入れて再来された時のサービスに繋げる

    日程を変更していただいたお客様には、優先して予約を入れるようにしましょう。
    また、予定を変更して再来したお客様には、改めて謝罪と感謝の気持ちを伝える必要があります。ダブルブッキングの対処法は各段階に分かれていますが、再来してくれたお客様に誠意を伝えることが大切です。信頼を取り戻すような工夫をしましょう。

    3.3 次回に繋げる(アフターサービス)

    一度信頼を失うと、それを取り戻すことは容易ではありません。ネガティブな口コミは直ぐに広まり、集客に影響がでてしまいます。
    先ずは、お詫びを入れて信用を取り戻してもらうことを優先します。再度利用してもらうようにしましょう。
    また、お客様に迷惑をかけてしまったことへのお詫びとしてサービスをします。「そこまでのサービスしてくれる?」「恐縮に思う」「逆にお客様がお礼を言ってしまう」といった気持ちの変化を与えることが重要です。
    お店の信用度が高くなれば、また行きたくなるお店になります。

    4.ダブルブッキングの防止策

    ダブルブッキングが発生すると、多くの労力と時間を費やすことになります。
    このような事態が起こらないように未然に防ぐ対策を講じることが大切です。

    4.1 予約管理を絞る

    ダブルブッキングの原因でも取り上げましたが、予約の受付方法が複数ある場合には一つにまとめることをお勧めします。

    • 電話、対面による予約➡ノートやカレンダーなど複数使用すると、記入や確認漏れが生じる可能性があるため、予約台帳を1冊(またはカレンダーのみ)に絞ります。
    • 予約システムの一元化➡複数の予約サイトの使用は集客チャンネルの拡大のためによるものがほとんどです。しかし、複数あることで見落としや重複などの発生率が高くなります。

    ホットペッパーなどのポータルサイトの予約を連携することで一箇所にまとめた情報を集約し一元管理が可能になります。(この場合は、電話やメールなどの予約は廃止)

    4.2 スタッフ間の情報共有化

    予約状況を店長や管理者のみが把握しているだけでは、ダブルブッキング発生の解決にはなりません。店内で働くアルバイトやパートを含むスタッフ全員が把握しておかなければなりません。

    • ★スタッフ全員が予約受付表に目を通す
    • ★開店前のミーティングがある場合は、当日と明日ぐらいまでの予約状況を伝える

    4.3 予約システムを利用する

    ダブルブッキングを防ぐ対策のひとつとして、予約システムの導入をお勧めします。
    手書き台帳やエクセル表に入力するなどの予約管理方法もありますが、人的ミスは避けられません。ミスを防ぐためにもリアルタイムで予約状況を管理できるシステムの導入を検討してみましょう。

    • 24時間自動で予約受付:お客様は何時でも予約が可能。また、複数のプラットフォームからの予約が一元管理される
    • リアルタイムで更新:予約状況がリアルタイムに更新されるので、予約管理の複雑化が解消される
    • 業務の効率化:予約電話やWEB予約などの二重管理が省ける
    • 予約時の状況を把握:予約が満席になった時点で自動的に受付停止

    さいごに

    いかがでしたか。お客様によるドタキャンが飲食店にとって頭を悩ませていますが、予約によるダブルブッキングは同じような事態といってもいいかもしれません。サービス業はイメージが大切です。もしもダブルブッキングが発生したら、原因を解明し、その時の対処・防止策を講じることが大切です。

  • 飲食店の物件階数は集客力が違う!?路面店・空中店・地下店のメリットから集客方法まで紹介

    飲食店の物件階数は集客力が違う!?路面店・空中店・地下店のメリットから集客方法まで紹介

    飲食店を開業する際に、立地による集客マーケティングは大切です。
    立地は駅周辺や郊外、地域密着型、オフィス周辺などさまざまなタイプがあり、ターゲット層などの動きによって営業日や営業時間、定休日を決定することが多いです。それに関連して立地物件の階数選びも集客に影響することも多々あります。そのため、物件の階数にこだわる経営者も少なくありません。
    今回は、「路面店」「空中店舗(2階以上)」「地下店舗」などのメリット・デメリットから各階数による集客方法を解説していきます。
    ぜひ、参考にしてみてください。

    1.物件による階数の特徴

    飲食店の立地選びは、店舗運営をしていく上で経営に大きな影響与えます。お店のコンセプトをどこまで商圏エリアに馴染ませて活躍できるか施策を考えなければなりません。当然、出店場所が違えば客層も違います。そして、もうひとつ店舗を決定するときに大切なのが、物件の階数です。飲食店はテナントビルや雑居ビル、古民家タイプの一軒家、オフィスビルなどさまざまな場所で出店しています。路面店、地下店(半地下含む)、空中店舗(2階以上)の3つに分けられますが、それぞれの特徴があり業種や営業スタイルによってお客様の入店頻度も変わってくると言っても良いでしょう。

    〈路面店〉
    路面店は道路に面したビルなどの1階部分の店舗を指します。
    人通りが多く、人の目線が同じであるため目立ちやすい場所にあります。人の動きが早いのが特徴で、代表的な店舗がコンビニやラーメン店、牛丼店など滞在時間が短い業態が多く存在しています。ただし、人通りの少ない住宅街や大通りから1本外れた路地裏などは雰囲気にこだわった店舗展開が多くあります。

    〈地下店・半地下〉
    地面より下に位置する店舗が地下店で、天井が地面より上にあり床が地面より下に位置しているのが半地下です。駅に繋がる地下街にはファッション店や飲食店などの店舗を構え、テナントを含むビル地下にも飲食店が入店しています。防音完備に優れているためライブハウスやバーなどに人気です。
    ※半地下は地下と同じ扱いとされています。

    〈空中店舗〉
    空中店とは、路面店に立ち並ぶビルの2階以上に位置する店舗のことです。上階になればなるほど眺望がいいとされることが多いので、オリジナリティのある店舗にしたい場合には、デザイン性を引き立てやすくなります。
    なお、ショッピングモールやデパートなど商業ビルの中での出店は2階以上であっても空中店舗にあてはまりません。

    2.路面店・空中店・地下店のメリットとデメリット

    飲食店の立地選びは経営に大きく左右されますが、宣伝方法によっては物件階数にも影響を受けてしまいます。ここでは路面店、空中店、地下店のメリット・デメリットを紹介します。

    △路面店のメリット
    ①集客に期待

    路面店は道路に面しているため人通りが多いので、目に入りやすく入店しやすい。また、テイクアウト販売も行いやすくお店の味を試してもらえるので、お客様が気に入れば歳らの可能性がある。

    ②ブランドイメージを与えられる
    人の目に入りやすいことから外観・内観のコントロールができるので、お店のブランドデザインが表現できる。

    ③宣伝効果が高い
    入り口付近に店舗のショップカードやイベントなどのチラシを設置できる。


    ▽路面店のデメリット
    ①家賃が高い

    空中店や地下店に比べて家賃が高いことが多い。また、自由度の高いことから内装に手をかることが多あるので工事などのコストが高くなる。

    ②物件数が少ない
    路面店は人気があるため、エリアによっては空き物件が少ない。


    △空中店舗のメリット
    ①プライバシーの保護

    2階以上は通行人の視線を気にすることがなく、お客様のプライバシーを保護ができるので、入店しやすい。

    ②空間の演出
    通行人の目や騒音を避けられるので、落ち着いた雰囲気で空間演出ができる。

    ③コストを抑えられる
    路面店と比較して2階以上は家賃が低い。


    ▽空中店舗のデメリット
    ①視認性が低い

    路面店に比べて視認性が低いので、看板などの設置が必要。(別途看板設置料の可能性あり)

    ②エレベーターがない物件
    5階までのビルにはエレベーターが完備されていないことがあるので、お客様が避けて通る可能性がある。バリアフリー対応はできない。


    △地下店のメリット
    ①家賃が低い

    地下店の家賃は人通りが多い場所でも安いので、その分の広告・宣伝費の予算がたてやすい。

    ②遮音性や耐震性などが優れている
    一般的に地下全体が基礎となっているため、耐震性や防音性に優れた構造となっている。
    音の反響が抑えられる。

    ③オリジナリティのある演出
    隠れ家的な独自性のある空間演出に効果的なので、リピーターとなってくれる可能性が高い。


    ▽地下店のデメリット
    ①視認性が低い

    道路に面していないため通行人の目に留まる可能性が低い。

    ②湿気による悪影響
    地下は日が当たらず換気がよくないことで、カビの発生リスクが高い。

    3.各階によって異なる集客方法

    集客のためのツールはいくつかありますが、路面店舗、地下店舗、空中店舗(2階以上)は集客のための共通方法としてSNSは活用されています。
    しかし、せっかく選んだ場所での出店です。その場所でしかないできないSNS以外の集客方法を紹介したいと思います。

    3.1 路面店の集客方法

    路面店は視認性が高いのが特徴です。特に人通りが少ない住宅街、大通りから一本入った静かな道などでもお店のアピール方法によっては、関心を引くことができます。

    • デザイン性に優れた看板やデジタサイネージを活用
    • 夜の営業中はライトアップで雰囲気の演出をする
    • 分かりやすい看板メニューを設置する(特選メニューなども用意)
    • 近隣の店舗とのコラボによる集客強化

    特に初めてのお客様は、気になるお店を見つけた場合に入り口付近で入店しようか迷われている人がいらっしゃいます。その際には、店員がお声掛けして入店を促してあげることで好印象を与えます。

    3.2 空中店舗の集客方法

    ビルの2階以上の物件は人の目に留まりづらいため、お店の雰囲気が伝わりにくいです。
    ただし、回転率の高い路面店とは逆に滞在時間を長くして、サービスを重視した特別感のある空間を演出してみることでお店のアピールに繋がります。

    • 視認性が低いからこそ、レイアウトに工夫をした宣伝ボードの設置
    • 客単価を上げて高級感を演出(滞在時間の長時間化)
    • お店の個性を活かした内装やインテリア

    お客様がわざわざ2階以上のお店に足を運びたくなるには、コンセプトに合った雰囲気づくりとサービスを提供していることが大切です。

    3.3 地下店の集客方法

    地下に位置した飲食店は人目につきにくく、閉鎖的な印象を受けやすいです。しかし、これらを一新させるような独創的で隠れ家的な空間づくりができるのは地下という場所が最適な空間なのです。

    • エレベーターや階段(外階段含む)に看板を設置
    • ひとり常連客を狙ってのリラックス感を与え、会話サービスの提供
    • 店内に独自性を打ち出す

    地下店舗はバーやスナック、ライブハウスなど、ひとりでふらっと来られる空間作りをすることでリピーター獲得に繋がり、集客効果が得られます。

    4.店舗階数を選ぶ時のポイント

    飲食店の階数を選ぶ際には「ターゲット層」「出店コスト」「業態」の3つのポイントがあります。
    下記は路面店、空中店舗、地下店舗を出店する際のポイント(比較)をまとめた表です。

    各階数によって営業スタイルが異なることもりますが、経営者の個性が引き出せる場所であり、それにお客様が色づけをしてくれると言ってもいいでしょう。
    上記の表、3つのポイントを参考にしていただけたらと思います。

    さいごに

    いかがでしたか。店舗階数は経営者やスタッフの個性を引き出せる場所でもあります。
    路面店・空中店舗・地下店舗はそれぞれの特徴があり、集客方法も異なる部分があります。
    お店のコンセプトに合った階数での出店を繰り広げていくことが集客の近道でもありますね。

  • ランチは好調なのに…ディナーの売上が伸びない原因と解決策

    ランチは好調なのに…ディナーの売上が伸びない原因と解決策

    • 「ランチは満席だが、夜の売上が安定しない。」
    • 「ランチと違い、ディナーの価格設定が難しい。」
    • 「SNSや口コミの影響力がランチ中心で、夜の魅力が伝わっていない」

    このようなお悩みや疑問を抱えている飲食店経営者の声を多く聞きます。
    この記事では、ディナーの売上が伸びない原因と、売上を伸ばすための解決策、効果的なSNSマーケティング戦略を紹介していきます。
    是非、参考にして下さい。

    1.ディナーの売上が向上しない原因とは?

    ランチ営業は順調なのに、ディナーになると客足が遠のき、売上に悩む飲食店経営者は少なくありません。以下のような原因が考えられます。

    ①ターゲット層が合っていない
    ターゲット設定が適切でないと、来店して欲しい顧客層に響いていない可能性があります。例えば、サラリーマンが多いオフィス街に、ファミリー向けのメニューを提供している場合、ターゲット層と実際の客層がズレている可能性が高いです。

    ②メニューや価格設定が魅力的でない
    ランチはコスパが良いが、ディナーは「高いだけ」と思われている可能性があります。
    ランチはコスパの良さが重視されるため、セットメニューが充実しており、お得感や満足感が得られます。ディナーでランチと同じようなメニューを提供していると、割高に感じることがあります。

    ③雰囲気やサービスがディナー向けではない
    店内の雰囲気がランチと変わらないと、ディナーの価格帯に見合った価値を感じにくくなります。
    照明が明るすぎる、「BGMの選曲がランチ時と同じなど、「夜にゆっくり食事を楽しむ空間」としての魅力が薄れてしまいます。ディナーでは、仕事終わりにリラックスしたい人や、デート・記念日などの特別な時間を過ごしたい人が多いため、ランチと同じカジュアルな雰囲気だと「わざわざ夜に来る理由がない」と感じてしまうのです。

    ④競合との差別化ができていない
    提供するメニューやサービス、お店のコンセプトが競合店と大きく変わらない場合、お客様は「どこで食べでも同じ」と感じ、利便性の高い店・価格がより安い店を選びがちです。
    競合店と差別化を図るためには、お店の個性を明確にし、ターゲットに合った「ここでしか体験できない価値」を提供することが重要です。

    2.ディナータイムの売上を伸ばすための解決策

    2.1 集客を強化する(認知度アップ)

    ①SNS・クチコミサイトを活用する
    Instagramでインスタ映えする料理写真を投稿し、ストーリーズで「本日のおすすめ」や「限定メニュー」を紹介すると認知度アップに効果的です。Googleマップのクチコミを増やし、お店の評価を上げることも大切です。

    ②イベントや特別企画の実施
    「〇曜日はワイン半額」、「ペアリングコースを特別価格で提供」など、定期的なイベントを企画すると、再来店のきっかけ作りになります。リピーター獲得には効果的です。

    2.2 価格に見合った満足感を提供する

    ①ディナー限定の特別感を演出する
    ランチとは違うメニュー構成にしましょう。(例えば高級食材を使った料理やシェフおすすめメニューなど。)料理の盛り付けや提供方法を変え、特別感を演出するのも大切です。

    ②コース・セットメニューを導入する
    「おまかせコース」「ペアリング付きディナー」「ちょい飲みセット」など、注文しやすいコースメニューを増やすことで客単価が向上します。

    2.3 お店の雰囲気とサービスをディナー向けに改善する

    ①ディナー向けの空間作り
    ランチタイムとは違う、ディナー向けの空間作りを考えましょう。

    例えば、

    • 照明を少し暗めにし、温かみのある雰囲気にする
    • BGMを落ち着いた曲を選ぶ。ジャズ・クラシック・など)
    • テーブルの配置を少し広めにし、ゆったりとした空間を演出する

    ②サービスの質を向上させる
    料理の説明を丁寧に行い、お客様の要望に合わせたおすすめを提案できるようにすると、特別感を演出できます。(例:このワインには、こちらの料理が合います 等)
    また、デザートプレートやバースデーサービスを提供し、記念日需要を取り込むこともオススメです。

    2.4 リピーターを増やす工夫をする

    ①スタッフとコミュニケーションを強化する
    常連のお客様の顔を覚えてお声掛けするようにしましょう。帰り際に次回の新メニューやお得な情報などを伝えると、次回の来店を意識してもらえます。

    ②限定メニューや裏メニューを用意する
    「リピーター限定メニュー」「常連さんだけが知る裏メニュー」で特別感を演出するのもオススメです。

    ③クーポンを活用する
    LINE公式アカウントで「次回ディナー10%オフ」クーポンを配布したり、ポイントカードやスタンプカードを導入し、再来店を促しましょう。

    2.5 客単価をアップさせる工夫をする

    ①追加オーダーしやすいメニュー構成を考える
    前菜・メインだけではなく、サイドメニューやデザートメニューを充実させると追加オーダーしやすくなります。例えば、食後にぴったりの小さなデザートメニューは、追加オーダーの促進につながります。食事の満足度も高まるでしょう。

    ②ドリンクのペアリングを提案
    料理に合うワインやカクテルをおすすめすると、ドリンクのオーダーにつながります。
    その場合、「このお肉には赤ワインがぴったりです」など、具体的な提案を行うと良いでしょう。

    ③高単価メニューを強化する
    限定の高級食材を使ったメニューや2人でシェアできるボリューム感のあるメニュー 等を用意することで、客単価が上ります。スペシャル感があるメニューは、客単価を上げてもお客様の満足度は下がらないでしょう。

    3.効果的なSNSマーケティング戦略を紹介

    現在、多くの飲食店がSNSを活用して集客を行っています。
    Instagram、TikTok、LINEを活用したマーケティングが効果的です。

    3.1 Instagram~ビジュアルで魅力を伝える~

    視覚的に料理や店内の雰囲気を伝えやすいため、飲食店との相性が抜群です。
    特に「#グルメ」「#ディナー」「#デートスポット」などのハッシュタグを活用することで、ターゲット層にリーチしやすくなります。

    3.2 TikTok~短尺動画で話題を作る~

    TikTokは、短尺動画を通じて短期間で話題を作りやすく、特に10代~30代の若年層向けのマーケティングに有効です。バズることで、一気に集客につながる可能性があります。

    3.3 LINE~リピーターを増やす~

    LINEは、一度登録したユーザーにダイレクトに情報を届けられるため、リピーターを増やすのに最適なツールです。限定クーポン・季節の新メニューなどの情報を配信して再来店を促します。

    さいごに

    いかがでしたか?ディナーの売上が向上しない原因と、ディナーの売上を伸ばすための解決策、効果的なSNSマーケティング戦略を紹介しました。
    今回紹介した解決策やSNSマーケティング戦略は、すぐに実施できるものばかりです。
    自店に合うものから取り組んでいくことをオススメします。

  • 飲食店の常連客を増やすには!?獲得方法と距離の保ち方を解説

    飲食店の常連客を増やすには!?獲得方法と距離の保ち方を解説

    どんな業界でも店舗を持っているサービス業には、安定した常連客の存在は大切です。
    そんななか、特に個人店の飲食店にとっては、なくてはならない存在ではないでしょうか。
    常連客との接し方次第で売上UPの実現に期待がもてることもあります。

    今回は、常連客を獲得と増やし継続してもらうための手法と付き合い方などを解説していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

    1.飲食店にとっての常連客

    飲食店にとって常連客は欠かすことのできない存在ですが、明確な定義はなく「飲食店を含む興行場、遊戯場などに高頻度で来店するお客様」のことで、何回目から常連客になるといった定義はありません。
    週に3~4回または1回、月に1回または2か月に1回など、来店頻度が数か月以上通い続けると常連客と判断しても良いかもしれません。
    定期的な来店数の目安が5回以上であれば常連客としている店舗が多いようです。

    特に繁栄店では、常連客を増加させることで経営継続の目標のひとつとしていることが多いです。
    なぜならば、パレートの法則でもあるように「80:20」という「売上の8割は全体を構成されている2割の常連客から生み出されている」と言われているからです。
    飲食店にとっての常連客は大切な存在である分、お店側はお客様の趣味嗜好を知ることで常連客として継続してもらえる秘訣でもあります。

    2.常連客の獲得方法

    新規顧客は獲得できても2回目以降が続かないと嘆いている飲食店経営者も少なくないはずです。お客様がお店の何に興味を抱いて期待をしているのか知ることが大切ですね。
    ここでは、常連客の獲得方法と継続してもらえるための施策を解説していきたいと思います。

    2.1 スタンプカードやクーポンなどの配布

    常連客の獲得方法として挙げられるのが、クーポンやスタンプカードを活用することです。これらは集客に繋がり、次回の来店を促す役割を果たします。実際にどのような効果があるのかみてみましょう。


    〈スタンプカード〉

    • 来店頻度を上げるためリピートの促進
    • 顧客満足度の向上
    • 顧客の囲い込み効果(デジタル化にすることで来店しやすくなる)

    〈クーポン〉

    • 他店との差別化(時期による特典を配布すると更に効果的)
    • 客離れ防止や再来店の促進(スタンプカード同様デジタル化にすると効果的)
    • 割引やサービスクーポンは豊富な種類を用意することでお客様の目に留まる

    スタンプカードは紙でもらいたいというお客様もいるので、デジタルと両方用意して様子をみてみましょう。デジタル化する際にはクーポンやプレゼントの利用ができるLINE公式アカウントなどを活用してみても良いでしょう。

    2.2 イベント開催

    飲食店のイベント開催目的は、主に集客と認知拡大です。また、定期的に開催をすることで常連客を飽きさせない、そしてお店との繋がりが深くなるにつれて参加しやくなります。
    しばらく来店していないお客様に告知することで、思い出してくれて「行ってみよう」というきっかけ作りにもなります。
    イベント作りは以下の方法で行うことで店舗が好印象になり、リピート集客に繋がります。

    • ①日頃の感謝を込めて、常連客同士の関係構築としてコミュニティの場を作る
    • ②常連客の満足度アップのため、お客様の趣味嗜好に繋がるイベントを開催する
    • ③マンネリ化からの脱出で楽しさを提供
    • ④スタッフのモチベーションも向上する

    楽しかったと思わせるイベント開催は、必ず次につながります。単にイベント告知をするだけではなく、来店時の特典や興味を惹くポイントを押さえる工夫をすると良いでしょう。

    2.3 コミュニケーションの取り方が鍵

    常連として認知されているお客様のなかには、親近感や優越感を持っている人は少なくありません。しかしその一方でその認定に抵抗感を感じるお客様もいらっしゃいます。
    特別に挨拶されたりすると「行きたくなくなった」「恥ずかしい」など感じてしまうこともあり、特に一人で来店されているお客様によっては「話かけてほしくない」と思うこともあるようです。慣れ親しむことは良いのですが、常連と認定する時にはお客様の気持ちを察することも大切です。

    常連客を獲得するには、お客様とのコミュニケーションのなかで、どのような反応をするかを見極めながら会話をすることが鍵となります。

    2.4 常連客が重視するポイントを知る

    お店を選んで来店するということは、何かの決め手があるはずです。そして常連となるにもポイントがあります。
    ここでは、飲食店の常連客が重視するポイントをお伝えしましょう。

    • 料理➡常連客は味の変化に敏感です。常に落ち度のない料理に魅力を抱く
    • 価格➡料理とサービスに見合った価格であるか
    • サービス(接客)➡適切な対応であるかどうか(ワンオペ店の場合、忙しい時のお声かけなどが必要)
    • 居心地➡特に個人店などは落ち着く、客同士の距離感などが優先

    上記のようにポイントを挙げましたが、飲食店としての基本的なことです。
    お客様は個客であって、一人ひとりの感じ方が異なります。それぞれのお客様の好みや満足度を把握しておくことで、心地よくなり常連となっていくことになります。

    3.常連客の付き合い方

    定期的にお店にお客様が来店してくれることは、お店にとってはありがたいものです。
    しかしながら、店舗側では常連客の来店が途切れないように、過剰に接近してしまいがちです。前述したように常連客の感じ方は一人ひとり違い、親しみ過ぎると悪影響を与えてしまうこともあります。
    ここでは、常連客とどの程度の距離を保っていけばいいのか解説します。

    • プライバシーの尊重:無理に話しかけたり、プライベートなことを過剰に聞かないことです。
    • 常連客の要求を察する:お客様は自分のペースで飲食をして会話を楽しみたいと思っている人が少なくありません。親しみを押し付けるような干渉は避けるようにしましょう。
    • 来店の感謝を表す:特別感を与えるということは常連客に対する敬意の表れでもあります。
    • 過剰な親切:新規顧客や他のお客様が疎外感を与えるような常連客に対して過剰な親切をしないように注意しましょう。

    常連客との距離は「適度な親しみと特別感を表す」「プライバシーの尊重」のバランスを保つことが大切です。他のお客様も常連客と同じように大切なお客様です。過剰な特別扱いは避けて自然に振舞うことができれば心地よい距離感が生まれます。

    4.常連客離れの回避

    常連客の獲得をするための施策を実行し、増やす効果を得た後でも次なる対策を考えなければなりません。常連客離れの防止対策の検討です。常連客が一時期増えたけど、最近は減少傾向だと嘆いている経営者もいらっしゃいます。
    客離れの主な原因は下記のような要素がみられます。

    ①お客様による都合
    「引っ越しなどで通いづらくなった」「経済的問題」「好みの変化」など、あらゆる理由が挙げられます。

    ②料理やサービスの質が変わった
    店舗側で気が付かなくてもお客様は敏感です。今一度、料理の味や量、サービスの在り方など状況確認をした上で改善策を考えましょう。

    ③内装や客層が変わった
    数年前より店舗全体に居心地の良さを感じて通い続けていたのに、近頃お店の雰囲気が変わったことで違和感を抱き来店されなくなるお客様もいらっしゃいます。

    ④価格が上がった
    告知無しで価格が上がっていることで、次回の来店が無くなったというケースがあります。


    「お店に来なくなった」「来店頻度が減った」などの理由には、店舗側で改善して解決できるものとできないものがあります。
    先ずは常連客が減った原因を把握した上で、改善できるものを優先して改善対策の実行をお勧めします。

    さいごに

    いかがでしたか。常連客は飲食店にとって売上UPを維持させてくれる非常にありがたい存在です。適切な獲得方法をすることで常連客は増えていきますが、末永く来店してもらうためには両者(お店側とお客様)の良好な関係を築いていかなければなりません。そのためには一定の距離感を保つことも念頭に入れ、お付き合いしてみてはいかがでしょうか。

  • 食の安全第一!飲食店で取り組むべき衛生管理のポイントを徹底解説

    食の安全第一!飲食店で取り組むべき衛生管理のポイントを徹底解説

    • 「衛生管理の具体的な方法や基準がわからない。」
    • 「お客様から衛生面に関するクレームがあった。」
    • 「衛生管理の徹底が難しい。」

    このようなお悩みや疑問を抱えている飲食店経営者の声を多く聞きます。
    この記事では、飲食店経営における衛生管理の必要性・飲食店で行うべき衛生管理のポイントを具体的に詳しく解説していきます。
    是非、参考にしてみて下さい。

    1.飲食店経営における衛生管理を解説

    飲食店経営において、衛生管理は食品の安全を確保するために必要不可欠です、
    厚生労働省が定める食品衛生法の改定により、HACCPに沿った衛生管理の実施が義務化されました。

    【HACCPとは】
    HACCP(ハサップ)とは、「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略で、日本語では「危害要因分析重要管理点」と訳されます。
    これは、食品の製造・加工・調理の全工程において、食中毒菌の汚染や異物混入などの危害要因(ハザード)を分析し、それらを除去または低減させるために特に重要な工程(重要管理点)を管理する衛生管理の手法です。


    具体的には、以下の7原則に基づいて実施されます。

    • 危害要因分析(Hazard Analysis): 各工程で発生し得る生物的、化学的、物理的な危害要因を特定し、分析します。
    • 重要管理点の設定(Critical Control Points): 特定された危害要因を管理・制御するための重要な工程を決定します。
    • 管理基準の設定: 重要管理点での許容限界や基準を設定し、これを超えないように管理します。
    • モニタリング方法の確立: 重要管理点が設定した基準内で運用されているかを継続的に監視・記録する方法を確立します。
    • 改善措置の設定: モニタリングの結果、基準から逸脱が確認された場合の是正措置を定めます。
    • 検証方法の確立: HACCPシステム全体が効果的に機能しているかを定期的に検証する方法を確立します。
    • 記録の保存: 上記の手順や結果を文書化し、適切に保存・管理します。

    ※HACCAPに基づく衛生管理 厚生労働省参考

    2.飲食店で衛生管理に取組む必要性とは?

    2.1 食中毒の予防

    衛生管理の主な目的は、食中毒の発生を防ぐことです。
    食中毒は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状を引き起こし、重症化すると死亡や後遺症が残る可能性もあります。
    飲食店で食中毒が発生すると、営業停止や売上の低下、賠償責任問題に発展することもあります。

    2.2 お客様に安心感を与える

    清潔な環境で食事を提供することは、お客様の満足度を高める要因となります。
    お店の床や壁、テーブル、食器、スタッフの身だしなみなどが清潔でないと、たとえ料理が美味しくてもお店に対する印象は下がります。
    衛生管理を徹底することで、お客様に安心感を与え、リピート率の向上やクチコミでの高評価につながります。

    2.3 お店の信頼性と経営の安定

    衛生管理が不十分な飲食店は、食中毒や異物混入などのリスクが高まり、お客様からの信頼を失う可能性があります。
    一度失った信頼を回復するのは容易ではなく、経営に大きな打撃を与えることもあります。
    適切な衛生管理を行うことで、お店の信頼性を維持し、安定した経営を続けることができます。

    2.4 コンプライアンス(法令遵守)と社会的責任

    飲食店は、食品衛生法や関連法規に従い、適切な衛生管理を行う義務があります。
    特に、HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理の実施が義務化されており、これに対応しないと法的な制裁を受ける可能性があります。
    また、社会的責任として、安全で安心な食事を提供することは、飲食店の基本的な使命です。

    3.飲食店で取り組むべき衛生管理のポイント

    3.1 調理場の衛生管理

    • 清掃の徹底・・・毎日営業後に調理場全体を清掃する。定期的に換気扇や排水溝の清掃を実施する。調理器具や設備は使用後に清浄・消毒を行う。
    • 食材の管理・・・温度管理は徹底し冷蔵庫は5℃以下、冷凍庫は-18℃以下を維持する。仕入れ時は賞味期限と保存状態を確認する。生鮮食品と調理済み食品を別々に保管し、専用のまな板や包丁を使用する。
    • 害虫・害獣対策・・・定期的に海中駆除業者に依頼する。

    3.2 スタッフの衛生管理

    • 手洗いの徹底・・・スタッフは調理や接客の前後、トイレ使用後、ごみ処理後などに正しい手洗いを行う。
    • 健康管理・・・毎日の健康チェックを行い、発熱や体調不良があるスタッフは業務を控える。
    • 制服の管理・・・清潔な制服やエプロンを使用し、業務外では着用しない。

    3.3 食品の取り扱い

    • 加熱処理・・・過熱が必要な食品は、75℃以上で1分以上加熱する。冷凍食品を解凍する際は冷蔵庫内で行う。
    • 料理提供前の確認・・・提供する料理の見た目や匂いを確認し、異常があれば廃棄する。
    • ロス食品の管理・・・提供後に余った食品は再利用しない。賞味期限を守る。

    3.4 設備の衛生管理

    • 定期点検・・・冷蔵庫、換気扇調理器具などの設備を定期的に点検し、不具合があれば、修理・交換する。
    • 水質管理・・・使用する水が清潔であるかを確認し、必要に応じてフィルターや浄水器を使用する。

    3.5 ガイドラインの導入

    • 食品衛生法の遵守・・・自治体の保健所の指導や検査に対応する。
    • HACCPの導入・・・食品の安全を確保するため。HACCAPに基づく衛生管理を実施する。

    3.6 お客様への対応

    • 清潔な店内環境・・・テーブル、イス、メニュー表などを定期的に清掃・消毒する。
    • 感染症対策・・・アルコール消毒液を設置する。ソーシャルディスタンスを確保できるように店内レイアウトを工夫する。

    さいごに

    いかがでしたか?飲食店経営における衛生管理の必要性・飲食店で行うべき衛生管理のポイントがご理解頂けたかと思います。

    飲食店では、お客様の健康を守るために衛生管理を徹底する必要があります。
    安全で信頼される店舗運営には、継続的な衛生管理が欠かせません。

    この記事を参考に調理場や設備の清掃、食材の管理、スタッフ全員の衛生意識を高めて行きましょう。

  • 飲食店のバッシングについて【覚えておきたいテクニックのコツと注意点】

    飲食店のバッシングについて【覚えておきたいテクニックのコツと注意点】

    飲食店のバッシングとは、食事が済んだ空いた皿やグラスなどを下げることです。飲食店において、とても大切な業務のひとつとなり、顧客満足度や回転率を高める役割となっています。今回は、そのバッシングについて解説したいと思います。
    ぜひ参考にしてみてください。

    1.バッシングとは

    飲食店におけるバッシングとは、主にお客様の食事や飲み物が済んだ皿やグラスを下げることです。また、下げ物の回収をするだけではなく、店内における入退の動きやお客様の状況を見ながら判断するといった細かい作業まで行わなければなりません。
    具体的には以下のようなパターンによって作業を行うことになります。

    • 空いた食器やグラス、使い終わったカトラリーなどを回収する
    • タイミングを見計らいながら食べ残しの皿・グラスを下げる
    • お客様が退店したテーブル席の後片付けをした後、新規お客様の受け入れ準備をする
    • 開店・新規お客様へのテーブル準備(メニューや調味料などのセッティング)

    バッシングは効率良く行うことで、回転率が上がるので売上UPに繋がります。
    繁栄している店舗は、バッシングが無駄なくスムーズに行われ「お客様を待たせない」「素早いリセット」といった飲食店の基本がしっかりと教育されています。
    ぜひ繁盛店をお手本としてみてはいかがでしょうか。

    2.バッシングの役割とポイント

    バッシングには押さえるべきポイントがあり、あらゆるシーンによって活かされることで売上UPに繋がります。
    飲食店におけるバッシングのシーンには、食事中による中間バッシングと食後の最終バッシングの2通りあります。これらのバッシンに適切なタイミングを把握することで回転率を上げることができます。
    ここで、パッシングの役割とポイントを解説します。

    2.1 中間(食事中)のバッシング

    中間バッシングとは、食事中のテーブル席で既に空いた皿やグラスなどを下げる作業です。
    この作業をすることで、店舗のイメージが良くも悪くもなるのでとても大切です。
    さらに中間パッシングは、適切なタイミングと気遣いによって十分な役割を果たすことができます。

    • 空いた食器やグラスを下げるときに「お下げいたします」とひと声かける
    • 少し残した状態で長時間経った皿は「お下げしてもよろしいでしょうか」と確認する
    • 洋食コースでフォークとナイフを揃って皿に置いてあれば下げる※皿が空いていればフォークとナイフがハの字に置いてあっても、カトラリーを揃えて皿と同時に下げる
    • 中間バッシンをすることで最終バッシングの手間が省ける役割がある

    中間バッシングをすることで、テーブルにあった食器などが無くなり追加オーダーをしやすい状態になるメリットがあります。また、お客様の追加オーダーがないままで食器を下げることで、お客様は滞在時間の長さに気付きます。したがって会計する行為へ誘導することができ、新規のお客様を迎えられます。
    中間バッシンをスムーズに行うことで、回転率が上がります。

    2.2 最終(食後)のバッシング

    最終バッシングは、お客様が食事を終えて空いた食器やグラスはもちろん、使用済みのおしぼりやペーパーナプキンなどを下げる(片づける)ことまでです。また、次のお客様の入店準備をするため、店内の回転を意識しなければなりません。お客様が席に着いている中間バッシングとは異なり、特にスピーディさを求められます。

    • お客様が退店した後のテーブルにある食器などの後片付け
    • 待っているお客様、または新規で入店予定のお客様のためにテーブルセッティングをする
    • 卓上にある調味料やカトラリー等のセッティング、テーブルや椅子の汚れをキレイにする
    • 適切な判断、尚且つスピーディな動きによって好印象を得る役割がある

    最終バッシングは、退店した席を元のキレイな状態に戻す作業となり、次のお客様へ繋げるための準備をします。回転率を上げるためにはスピーディさが求められ、非常に重要な作業となっています。

    3.テクニックを高めるコツ

    基本的には、中間と最終のバッシンの役割は異なる部分があります。ただし、回転率を上げて客数を増やし売上UPといった一連の流れは、両方のバッシングのテクニックを活かされていることが前提となります。
    効率的なバッシングをするには中間と最終のテクニックを高めることが大切です。
    ここではそれぞれに分けて、テクニックを高めるコツを解説します。


    〈中間バッシング〉
    ◆タイミング
    数人で来店されているお客様は、食べるのが早い人もいれば遅い人もいます。コース料理の場合には遅い人に合わせた方が良いでしょう。大切なのは、お客様全体の様子を見ながら食器を下げることです。

    ◆気遣いの一声
    居酒屋などで多いのですが、長時間でも料理やドリンクが少し残っている場合は下げてもいいか必ず確認をとりましょう。後で飲食するために残してあることもあります。

    ◆下げる優先順位
    中間バッシングではオーダーが入りやすい順に食器やグラスを下げるようにします。
    例えば、店舗によってビールグラスが不足してしまうこともあるので、空いたら優先して下げるようにしましょう。


    〈最終バッシング〉
    ◆スピーディな動きで後片付け
    スピードを求められる飲食店には、退店後の食器類を下げるときのコツがあります。
    空いた食器とグラス、おしぼり、ペーパーナプキン、カトラリー等に分けてからそれぞれ下げると効率が良いです。また、食べ残しは、大きな皿に全部まとめて下げると後始末が短縮されます。

    ◆退店後の忘れ物確認
    退店後の最終バッシングですが、後片付けをする前に「テーブルの上・下」「椅子」「荷物入れ」「テーブルと椅子の周り」に忘れ物がないか必ず確認します。

    ◆店内の状況を把握
    飲食店はスピードと正確さが重要です。退店したテーブルにウェティングされているお客様が早く席に着けるように、素早い後片付けと気持ちよく迎えられるようにキレイにすることが大切です。

    4.バッシングの注意点

    バッシングの作業は、店内にいるお客様の状況を見ながら動くことも大切です。今までバッシングの役割・テクニックを高めるコツを解説しました。
    ここでは注意点を幾つか挙げてみたいと思います。


    ▼料理などの提供時

    料理を運ぶ時

    • 他のスタッフとぶつからないように周りの動きを見ながら運ぶ
    • 皿などに指紋を付かないように持つ
    • できる限りトレーを使って運ぶ
    • お客様と衝突しそうになった時には、料理を手前に引きお客様の通り道を優先する

    料理などを出す時

    • テーブルに置くときは音を出さないように丁寧に置く
    • 日本料理の魚などを提供する際に、頭と尻尾の向きを把握する(食器やカトラリー等含む)
    • 無言のままテーブルに置かない

    ▼料理を下げるとき

    中間バッシング

    • 空いた皿やグラスは無言のまま下げない
    • 料理が残ったまま長い時間が経っている場合は、下げてもいいか確認する
    • 食事の途中でもペーパーナプキンやおしぼりの袋などゴミになるものが目立ってきたら片づける

    最終バッシング

    • 退店したテーブルの周辺にお客様がいたら、消毒液はテーブルではなく布巾にかけて拭く※周りにお客様がいる場合、消毒液がかかってしまう場合がある
    • 退店後に忘れ物があった場合、1週間程度保管しておく(スマホや財布など貴重品は警察に届ける)
    • お預かりしていたコートや手荷物を渡し忘れていないかの最終確認
    • テーブルと椅子に汚れがないか、セッティングに不足がないか確認する

    さいごに

    いかがでしたか。飲食店は料理とサービスを提供していますが、スピードが加わることで「回転率」「顧客満足度」「店舗評価」がさらに高めることができます。そのためには注意点を把握し、効率の良い中間・最終バッシングを行うように心がけることです。
    そうすることで他店との差別化に期待が持てて選ばれる飲食店となることでしょう。

  • 飲食店オーナー必見!集客に強いインフルエンサーの探し方と活用術

    飲食店オーナー必見!集客に強いインフルエンサーの探し方と活用術

    • 「集客に強いグルメインフルエンサーの見つけ方は?」
    • 「インフルエンサーに依頼したいけど、どうすればいい?」
    • 「SNSを始めてみたけど、フォロワーが増えない。」

    このようなお悩みや疑問を抱えている飲食店経営者・これから開業を目指している方の声を多く聞きます。

    今回は、飲食店におけるインフルエンサーとは?・集客に強いインフルエンサーの探し方・インフルエンサー活用の注意点と対策を解説していきます。
    ぜひ参考にしてみてください。

    1.飲食店におけるインフルエンサーとは?

    飲食店におけるインフルエンサーとは、レストラン・飲食業界に関する情報をSNSで発信し、多くのフォロワーや視聴者に影響を与える人のことをいいます。
    InstagramやYouTube、TikTok、ブログなどのSNSを活用して、飲食店のレビューや新メニューの紹介、料理の写真や動画をシェアし、視聴者に対して飲食に関するおすすめ情報を発信しています。
    インフルエンサーの定義はフォロワー数により4つに分類されます。

    • トップインフルエンサー:フォロワー数 100万人以上のインフルエンサーを指します。
    • ミドルインフルエンサー:フォロワー数 10万人~100万人のインフルエンサーを指します。
    • マイクロインフルエンサー:フォロワー数 1万人~10万人のインフルエンサーを指します。
    • ナノインフルエンサー:フォロワー数 数千人~1万人のインフルエンサーを指します。

    2.集客に強いインフルエンサーの探し方

    集客に強いインフルエンサーを探す際、手当たり次第にフォロワー数が多い人気のインフルエンサーに依頼しても効果がが期待できません。

    以下のStepで探していきましょう。


    Step1 目的とターゲットを明確化する
    まずは、目的とターゲットを明確化することが大切です。

    • 目的設定:達成したい目標を数値で決める。例えば、「半年後に売り上げを〇%アップする」
    • ターゲット設定:誰に対して発信したい情報か決める。例えば、「30代~40代の主婦向けにランチタイムに来店して欲しい」

    Step2 インフルエンサーを探す方法
    インフルエンサーを探す方法はいくつかあります。
    そのうちの3つの方法を紹介します。

    ①SNSのハッシュタグ検索や関連アカウント調査
    Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなどで、関連するハッシュタグを検索し、アクティブなフォロワー数やエンゲージメントの高いアカウントを探します。
    「#東京グルメ」「#子連れランチ」などのハッシュタグで、ターゲット層にリーチできるインフルエンサーを見つけやすくなります。
    また、似たジャンルのアカウントの「関連アカウント」や「おすすめアカウント」機能を活用するのも一つの手です。

    ②インフルエンサーキャスティング会社に依頼する
    キャスティング会社は、自店のイメージや目的、ターゲット層に応じて適切なインフルエンサーを紹介してもらえます。
    インフルエンサーのフォロワー属性やPR実績などを熟知しているため、自力で探すよりも適した候補を見つけやすいでしょう。

    ③競合のインフルエンサー活動をリサーチ
    競合他社が起用しているインフルエンサーや、関わっているプラットフォームを調査し、その実績から効果のありそうなインフルエンサーを見つける方法です。
    同じジャンルでフォロワーの共感を得られているインフルエンサーであれば、同様に自店の集客にも効果が見込まれます。


    Step3 依頼するインフルエンサーの条件を確認する
    どのようなインフルエンサーに依頼するかで大きく集客力にかかわってきます。
    有名だからといって選ばないように気を付けましょう。
    以下のような条件を確認することをおすすめします。

    • ■ターゲット層とインフルエンサーのフォロワー層が一致しているか
    • ■インフルエンサーの過去の投稿や他の案件実績から自店のイメージ・コンセプトに合うか
    • ■投稿した写真・動画のクオリティ・センスなど、クリエイティブ面も重要
    • ■他の業種とのコラボレーション実績や成功事例があればどれだけ集客効果があったのか
    • ■インフルエンサーの過去の言動、倫理的な面を確認し、信頼性の高いインフルエンサーであるか

    3.インフルエンサーを活用の注意点と対策

    ①インフルエンサーの信頼性低下
    インフルエンサーが頻繁に広告投稿を行っていたり、多くの業種とコラボレーションをしていると、フォロワーから「広告ばかり」と感じられ、信頼性が低下します。
    そのため、自店の広告が効果を失うリスクがあります。

    • 対策:インフルエンサーとの契約において、ガイドラインを設定し、遵守を義務付けることが重要です。

    ②法律やガイドラインの違反
    多くの国では、消費者に対して広告内容を明確にすることが法律で義務付けられており、これを守らないと自店やインフルエンサーが罰金を科される可能性があります。
    また、SNSプラットフォームの規約に違反する場合もあるので注意が必要です。

    • 対策:事前にインフルエンサーに広告表示の義務やガイドラインについて伝え、「#ad」や「#広告」など適切なタグ付けを行ってもらうよう指示します。

    ③インフルエンサーが不祥事を起こすリスク
    インフルエンサーがトラブルを起こした場合、迅速な対応が求められます。
    しかし、インフルエンサーの行動を完全にコントロールすることは難しいため、リスクマネジメントの備えが重要です。

    • 対策:不祥事発生時の対応方針を事前に決めておき、キャンペーンの中止や投稿の削除ができるように契約に盛り込んでおくことが重要です。

    さいごに

    いかがでしたか?
    インフルエンサーの基礎知識・集客に強いインフルエンサーの探し方・インフルエンサー活用の注意点と対策がご理解頂けたと思います。
    飲食店におけるインフルエンサー活用は、お店の認知度を高め、集客に効果的なマーケティングです。
    大規模にインフルエンサーを活用するのもいいですが、まずは試しに1人のインフルエンサーに投稿を依頼することから始めてみてはいかがでしょう?

    飲食店経営で相談できる税理士が身近にいない場合、一度、BrancPort税理士法人にご相談ください。

  • 飲食店の生ビールはなぜ美味しい?生樽の扱いと注ぎ方にポイントがあった!

    飲食店の生ビールはなぜ美味しい?生樽の扱いと注ぎ方にポイントがあった!

    居酒屋などで「とりあえずビール!」と日本の習慣的に注文をする人が多くいます。最初の一杯は喉を潤してくれる生ビールの存在が、お客様にとって欠かせない飲み物ではないでしょうか。そんな生ビールですが、注ぎ方やビールサーバーも含む生樽の扱いによって美味しいビールへと変化していくのです。今回は、飲食店で席に着くと最初に注文が多い生ビールを美味しく注ぐ方法を中心に生樽の扱いなどを取り上げていきたいと思います。
    ぜひ参考にしてみてください。

    1.なぜビールは旨いと感じる?

    生ビールは「苦み」と「コク」、「キレ」、そして「香り」が入って選ぶ時代になりました。ここでは、ビールの旨さを感じる「コク」と「キレ」についてみていきたいと思います。

    • コク・・・甘味、酸味、塩味、苦み、旨味などの味として口に広がり舌で感じる感覚的なものです。また、ホップやアルコールなどの量によってコクの度合いがことなり、成分が多いほどコクがあります。特に甘味を作る成分が中心となり、濃厚さや深み、とろみなどをもたらされ、味覚(感覚)となります。
    • キレ・・・口の中に入れたとき「味・香り」といった風味に落差があり、突き出した味にならないのが特徴です。炭酸やアルコール度数の強弱によって味の落差に変化があり、「後味スッキリ」と言われるビールに仕上がり、キレを感じさせます。

    ビールの苦み成分が濃いほどコクがあり爽快感も感じられます。コクのバランスがよいとキレ味も感じやすいと言えます。

    2.ビールを美味しく注ぐ方法

    飲食店で美味しいビールを提供するためには、どのようなことを行い、どのように注げばいいのでしょうか。実は美味しいビールには「注ぎ方」「洗浄」「鮮度」の基本的な3つのポイントがあります。ここではそのポイントを解説していきます。

    2.1 ビールの注ぎ方

    先ずは、注ぐビールがぬるくならないようにグラスは冷蔵庫で冷やしておきましょう。
    冷やしたグラスに注がれたビールはしばらく冷えたままになります。

    • ビールサーバーのコックにグラスを斜め45度に傾け、コックの先が離れないように密着させます。
    • グラスを45度にしたまま、ハンドルを手前に引きグラスの3分の2ほどまで注ぎます。
    • 3分の2まで入れたらグラスをゆっくりと垂直に戻し、ゆっくりとハンドルを後方に押し泡をいれていきます。
    • 泡がグラスより0.5~1cmほど盛り上がったたらハンドルを戻して完成です。

    2.2 泡とビールのバランス

    美味しいビールの液体と泡の比率は「7:3の黄金比率」と言われています。
    液体が7、泡が3ということになり見た目も美しく映ります。美味しいビールを注げるようになると泡と液体のバランス調整が上手にできるようになります。
    ただし、全てのビールが黄金比率で美味しくなるというわけではありません。エールは9:1が黄金比率であり、その他ビールの種類によって異なります。

    また、泡にはさまざまな役割があります。

    • きめ細かい泡がビールの香りや炭酸カスが抜けないように蓋のような役割をする
    • ビールが外気に触れるのを妨げることで酸化防止になる
    • ビールの美味しさを保つ

    特に日本人は泡のあるビールを好みます。グラスの表面ギリギリ、あるいは盛り上がるぐらいまで入れておくと見た目も美しく、味も美味しくいただけます。
    ただし、注意点として外国人は泡のあるビールはあまり好みません。インバウンドで賑わっている飲食店では分けて提供しているお店が多々あります。

    2.3 ビールサーバーの洗浄は必須

    飲食店のビールサーバーは営業時間が終わってから洗浄するので、深夜になってしまうこともあり、つい放置してしまいがちです。しかし鮮度の高い美味しいビールを提供するためには毎日の洗浄が必要です。
    ここではサーバーの洗浄方法を紹介します。
    (※メーカーによって異なる場合があります。)
    ■洗浄準備

    • ①洗浄樽に洗浄ラインまで水を入れて、専用蓋をしっかり閉める
    • ②生樽からディスペンスヘッドを外して⓵の洗浄樽にセットする
    • ③バケツをビールサーバーにセットする

    ■水通し洗浄開始

    • ④サーバーのレバーを手前に倒し水を通し洗浄する※たまに後方に倒し泡の通り道も洗浄する
    • ⑤水が全て通ったら、ディスペンスヘッドのレバーをあげて、洗浄樽のガス抜きボタンを押して完全にガスを抜く※このときガス圧の元栓を閉めて目盛りを0に設定
    • ⑥ガスが完全に抜いたところで、ディスペンスヘッドを外す
    • ⑦ヘッドは水を入れた容器(バケツ)ですすぎ、樽にセット

    ■コック(タップ)洗浄

    • ⑨サーバーのレバーを外して分解し、専用ブラシで水洗いをする※分解したものは、レバー、タップ、パッキン、弁棒に分かれる洗浄は、毎日行うことで鮮度の高い美味しいビールが注ぐことができます。また、グラスの洗浄にも気を使いましょう。特に油が付いた食器と分けて洗浄することをお勧めします。

    3.樽生ビールの扱いで注意すること

    美味しいビールを注ぐためには、生樽の管理にも注意しなければなりません。
    ここでは生樽について注意するポイントを解説します。

    ★保管場所
    開封前の生樽ビールの置き場所は冷暗所で静かな場所で保管します。温度が高く直射日光に当たる場所は劣化を早めてしまうので避けましょう。特に温度が高い梅雨時や真夏の時期は、味が変化してしまいます。

    ★賞味期限を守る
    食品や飲み物の賞味期限は「美味しく食べられる期間」として明記してありますが、生樽の場合は「未開封の場合、風味や外観、成分など十分に安全性に保たれる期間」となります。

    • 未開封の賞味期限➡樽には製造年月日が記載されています。賞味期限は目安として製造月日から9か月程度になります。
    • 開封済の賞味期限➡開封済のビールは品質や風味が損なうため2~3日までに消費し、新しい生樽に交換するようにします。特に温度が高い真夏の時期は、味が変化してしまいます。

    4.繁栄飲食店は生ビールが美味しい 

    樽生の管理が行き届いている飲食店は、生ビールが美味しいので繁栄店であることが多いです。

    ・保管に気を遣う
    美味しいビールの注ぎ方で先述しましたが、開封前でも後でも低温の場所での保管をすることが重要です。特に開封済の生樽は温度が高いほど酸化が進み香味の変化が生じてしまいます。
    また、仕入れた樽から順に必ず使用するようにしましょう。繁栄店はこのようなオペレーションがしっかりされています。

    ・こまめな洗浄
    生樽ビールをグラスに注ぐはときにサーバーホースを通りますが、その際にビールの微生物や何らかの汚れが付着しているとビールに混入し臭みなどを生じてしまいます。
    繁栄飲食店は忙しさに甘えることなく、汚れなどを付着させないため、欠かさずサーバーの洗浄を行っています。これが美味しいビールを提供できる秘訣です。

    ・グラスにも気遣い
    せっかくビールは美味しいのに「グラスが汚れていた」「お店の雰囲気にグラスがあっていない」「グラスが冷えていない」など残念な飲食店も少なくありません。
    飲み終わったグラスはよく洗って直ぐに拭きます。自然乾燥は水垢が付着してしまいます。
    また、居酒屋ではジョッキが多いのですが、バーでジョッキグラスはあまり見かけませんね。お店の雰囲気に合わせたグラスで更に印象つけましょう。さらに真夏の暑い時期は保冷性のあるタンブラーグラスなどで提供すると喜ばれます。

    以上の基本3点を怠ることなくおこなっていることがお客様に伝わり、繁栄店となっていくことでしょう。

    さいごに

    いかがでしたか。最初に喉に流し込むと本能的に「美味しい・うまい」と言葉を発してしまうのはビールの醍醐味ではないでしょうか。他のアルコールとは違う魅力を持ち合わせている生ビールをさらに美味しく注ぎ、繁栄店の仲間入りをしませんか。

  • 飲食店には検便の義務がある!?知っておきたい実施する理由を解説

    飲食店には検便の義務がある!?知っておきたい実施する理由を解説

    飲食店は食品を扱うため、衛生面には気をつけなければなりません。そのため、飲食に従事しているスタッフ全員の感染予防策として検便を実施することが求められていますが、「検便は義務なのか?」と思われている方も少なくありません。
    ここでは検便の必要性などを解説していきます。
    ぜひ参考にしてみてください。

    1.検便の必要性

    飲食店は人の口に入る食を提供しているため、安全・安心であることが第一条件となります。よって従業員の衛生管理が追及されており、ウィルス性の細菌に感染しているかどうかの確認をするために検便を受ける必要があります。
    検便は、スタッフが以下のような保菌者であるかどうか確認するためです。

    • サルモネラ菌
    • 赤痢菌
    • O-157(腸管出血性大腸菌)
    • ノロウィルス
    • カンピロバクタ―
    • パラチフス菌

    主に腸管系感染症の病原菌ですが、万が一菌を保有していた場合にはお客様(他のスタッフ含む)に感染してしまう可能性があります。
    また、保有状態でも無症状の場合もあるため、そのまま調理を続けていることも考えられるので検査は必要です。調理はもちろん食器を介して感染や食中毒の恐れが十分にあります。
    そのため、感染症予防のため検便を実施し、保菌者でないことを調べます。
    もし細菌を保有していた場合には、保健所の指示に従い、適切な対応をとるようにしましょう。

    2.飲食店の検便は義務?

    実は飲食店の検便は明確に義務付けられているわけではありません。
    しかし、厚生労働省の食品衛生法施行規則において、下記の内容で食品事業者の検便は実施しています。

    • 食品衛生法施行規則においては「都道府県知事等から食品等取扱者について検便を受けるべき旨の指示があったときには、検便を受けるよう指示すること」
    • 調理従事者は保菌者であると判明した際、下痢・発熱などの症状があり、手指等に化膿創があった時は調理作業に従事しないこと。

    検便の義務化はないものの①のように自治体からの検便をする指示があった場合には実施しなければなりません。ただし、指示を受けたからではなく食品を扱っている以上、感染予防策として自主的に検便を行っている飲食店も少なくありません。
    また、万が一菌を保有した従業員がいた場合には、②のように早急に対策がとることが大切です。安全な店舗運営を継続していくには、定期的な検査を検討したほうが良いでしょう。

    3.飲食店の検便対象者と適切頻度

    飲食店の経営者は、スタッフの健康および衛生管理をしっかり行う必要があります。
    個人経営でも経営者が積極的にスタッフの検便ができる状態を用意しておきましょう。
    ここでは、検査の対象者とどのくらいの頻度で実施したらいいのか解説します。

    ▼検査の対象者
    飲食店で調理に携わるキッチン担当者(アルバイト含む)およびホール担当者、そのほか主に食品に触れる人などが検便の対象者となります。
    その他、「1回300食以上、1日75食以上の調理施設」といった場合の老人ホームや学校給食に従事している方、保育園などで調理している人も対象となります。
    また、イベントによる露店、キッチンカーなどの不特定多数の調理者にも検便の必要にあることもあります。食を扱っている以上、検便義務がなくても感染予防のため実施することをお勧めします。

    ▼検便頻度
    大きな組織の企業は人事総務といった部署があるため1年に1回の定期健康診断を実施しており、その中には検便も行っています。個人経営を含む比較的小規模な飲食店でも定期健康診断の実施がなくても検便を受けさせるようにしましょう。
    自治体からの検便記録(回数)を提出するよう要求される場合もあります。

    頻度は店舗によって異なりますが、最低でも1年に1回、1年に2回が最も多く、月に1回や月に2回といった飲食店もあります。一度検便しても翌月には保菌者になる可能性がゼロとは限りません。とはいえ、月に何度も検査をする場合には、きちんとスタッフになぜ検便をするのかを明確に伝えて納得させなければなりません。
    改めて店舗の決め事として検査をする頻度を検討する必要があります。

    4.検便で陽性がでたら?

    飲食店の従業員が検便で陽性反応がでた場合、以下のような対応を求められています。
    サルモネラ菌やノロウィルス、O157など食中毒の原因となる衛生面で注意が必要な具体例です。速やかな対応をとるようにしましょう。

    1)保健所に報告
    従業員に保菌者が出た場合、保健所に報告しましょう。医療機関からの陽性反応の報告書などを受け取り、所轄の保健所に提出します。
    その際、保健所から店舗の衛生対策を受けることになります。

    2)日常業務から外す

    食品を扱う調理人に陽性反応が出た場合、業務から外れる必要があります。また、接客が必要なホール担当者は法的な決まりはありませんが、出勤は控えるようにしましょう。
    調理人は2週間程度の自宅待機をさせて再度検査をします。問題が無ければ出勤できますが、陰性がでるまで業務はできません。
    ホール担当者に関しても症状が治まるまでの1週間程度の出勤はできません。

    3)他の従業員の検査
    例えばノロウィルスの保菌者の場合、トイレの排泄時や嘔吐の後始末によって手指に触れた、飛沫を吸い込むなどで感染してしまうリスクが高いです。サルモネラ菌、カンピロバクター、O157など細菌性の食中毒が多数あります。他の従業員およびお客様に感染してしまう可能性があるため検便するようにしましょう。
    潜伏期間は約2~3日かかることもあるので日にちをおいて2回程度の検便をお勧めします。

    検便で陽性反応が出た場合は、保健所から速やかな対応が求められています。もしお客様が食中毒になると保健所からの営業停止の処分が下されてしまいます。
    また、陽性から陰性に戻ったとしても数か月後には再び感染してしまうこともあります。安全安心な店舗を心掛けるには、定期的な検便を検討することが必要です。

    さいごに

    いかがでしたか。食品を扱っている以上、飲食店経営者はスタッフの健康と衛生面の管理(マネジメント)を行わなければなりません。そのためには食中毒などの発生予防策として検便の実施が求められています。
    検便を実施していない飲食店が少なくいのが現状ですが、安全・安心であることが信頼の第一条件であることを今一度認識し、検便は実施しておいたほうが良いでしょう。