「鳥屋 花-本店-」「鳥屋 寿-中目黒-」  オーナー 指澤 信彦さん
京王線笹塚駅から徒歩1分の便利な場所に、極上の「鶏」が味わえるお店があります。鮮度に徹し、全国を飛び回ってこだわりの鶏を仕入れる「鳥屋-花-」。地鶏と若鶏を使い分けて、35種以上の鶏の部位が味わえる都内でも希少な店です。鶏にとことんこだわるオーナーの指澤さんと広田税理士との縁は2年前から。開店前の「鳥屋-花-」にうかがい、お話を聞きました。

■飲食業界に特化した税理士だから、きっといい人だろうと(笑)

―広田税理士とのお付き合いはいつからですか?

指澤さん 2年前から顧問税理士としてお世話になっています。それまで別の税理士にお願いしていたのですが、飲食店専門ということで広田さんに依頼することにしました。私もこの業界でのキャリアは長いので、飲食店の会計処理の大変さはよく分かっています。それを特化して行っているというので、信頼できる人だろうと思いましたね。

―特にどんなところが大変なのですか?

指澤さん 飲食業は基本的に現金商売で、毎日決済しているようなビジネスモデルです。毎日細かな売上を計上しながら、利益を1カ月でまとめていくという煩雑さがあります。それに従業員もアルバイトやパート、正社員など雇用形態がさまざまです。
近年、労働規制も厳しくなるなかで、人やモノの管理、伝票管理なども含めて膨大な業務量になりますから、おそらく割に合わない(笑)。そんな中で、この業界に特化してやっているというのは、人間的にも信用できるかな、と思ったんです。…実際、人柄も思った通りの方でしたね。

―どのような印象でしたか?

指澤さん フランクに何でも話せるし、一番に顧客のことを考えてくれます。実は広田さんに顧問税理士をお願いしたとき、私のもう一つの会社を整理しないといけない状況にあったんです。お願いする業務量はかなり多く、複雑だったので、すべて話した上で「できますか?」と率直に聞いたんですよ。たぶん「ちょっと検討します…」といった感じで言われるかな、と思ったら、「できますよ」と涼しい顔で言ってもらって(笑)。難しい顔などまったくせずに二つ返事でした。
それでこちらも気が楽になったというか。きっと、難しいなあ…と感じたと思うのですが、あえて涼しい顔で受けてくれたのだろうと思います。難問にも平然とした顔でいつも的確な答えをくれるので、頼りになると感じることが多いですね。

―日頃はどのような形で業務をお願いしているのですか。

指澤さん 月1回は定期的にMTGを行いながら、不明点などあれば臨機応変に相談に乗ってもらっています。細かい売上の伴う商売なので、数字に執着をもちながら、月次決算もすごく分かりやすく説明してもらっていますね。
そして私がいつも感謝しているのは、会社の「いま」のことだけでなく、2年後や3年後、またそれ以降のビジョンや未来像を共有しながら相談に乗ってくれている点です。
会社の未来像とは、つまりは自分の夢を語ること。私自身それを追いかけながら、現実的に必要なことを広田さんにアドバイスしてもらったり、実務面のサポートをお願いしています。だから、一緒にビジネスをしていくようなイメージでお世話になっていますね。

■「決算書をもっと簡単にしましょう」というアドバイスに驚き

―広田税理士とのお仕事の中で、印象に残ったことはありますか?

指澤さん 決算を見てもらう中で広田さんに言われたのが、「決算書をもっと簡単にしましょう」ということでした。そんなことはこれまで税理士に言われたことがなかったので、ちょっと驚きました。つまり、会社の業績や優位点が端的に分かるよう、金融機関の担当者にとっても簡単で見やすいものにしましょう、というアドバイスだったんです。
その結果、某都市銀行からの融資が、今回きれいに下りたんですよ。都銀から新規で飲食店が融資を受けることは、今の時代なかなかハードルの高いものです。それが、細かな指摘がほとんどなくスムーズに審査が通ったので、私としても良い意味での驚きでした。
広田さんは、金融機関が飲食店に対してどのような点を重視してチェックしてくるかをよく知っています。そこを踏まえながら、的確な資料を作ってくれたのが大きかったのだと思いますね。

―今後、広田税理士に期待するのはどんなことですか?

指澤さん これからも好きなお酒を一緒に飲みながら(笑)、いろんなことを教えてほしいですね。やっぱり僕なんか古い世代だから、お酒を飲める人は信用しちゃうんですよ(笑)。
僕は飲んでも仕事の話しかしないカタブツだから、広田さんに今の飲食業界の情報などを教わって勉強になっています。お互いに刺激し合いながら、一緒に成長していければいいですね。

―指澤さんの今後の目標を教えてください。

指澤さん 私は焼き鳥業態に携わっていく中で、叶えたい夢があるんです。それは、本当に美味しい、安心して味わえるホンモノの地鶏をお客様に提供したいということ。そこで、地方の養鶏農家さんと提携して、オリジナルの地鶏を育てることに今チャレンジしています。
そしていずれは、こだわりの地鶏を自分の店舗はもちろん、全国の焼き鳥店でも味わってもらえるようにしたいんです。それが実現すれば、養鶏農家さんも、それを出す焼き鳥店も、もちろんお客様にも喜んでもらえるものになります。実際にその第一歩がいまスタートしていますから、着実に歩みを進めていきたいですね。

【広田税理士より】
指澤さんは大きな夢をもっている方なので、一緒にそれを追いかけながら、実現へのお手伝いができればいいな…と思っています。そして、もし指澤さんが悩むことがあって、誰かに相談したいな…というときには、「広田に相談してみよう」と思ってもらえる存在になりたいです。そうなれるよう、これからもいっそう精進していきたいと思います。

〔プロフィール/指澤 信彦さん〕
和食店で長く修業を積んだあと、有限会社和楽コーポレーションを設立して代表取締役に就任。東京の鶏専門店として知られる「鳥屋 花」をはじめ多店舗を出店。現在は料理をつくるだけでなく、飲食を通じたビジネスを展開すべく、独自ブランドの地鶏を作るなどの事業もスタート。鶏専門店の拡大とともにさらなる業容拡大をめざしている。

鳥屋花-本店- 渋谷区笹塚1-28-7 第一レアヒビル101 03-3467-8714
鳥屋寿-中目黒- 目黒区上目黒3-1-5 第10東都ビル5F 03-6451-0527

<取材・構成/栗栖直樹(株式会社エスクリエート)>