人気ペットサロンは内装デザインを重視している!失敗しない絶対条件を解説

  • 「トリミングサロンの内装デザインで注意するポイントを知りたい」
  • 「お客様が安心してペットを預けられるサロンをつくりたい」
  • 「トリミングサロンを繁盛店にしたい

このようなお悩みや疑問を抱えている、これからトリミングサロンを開業しようとしている経営者も多いと思います。
この記事では、トリミングサロンの内装デザインの重要性や繁盛店に共通するポイント、注意点などを解説していきます。ぜひ参考にしてください。

1.トリミングサロンの内装は重要?

近年、ペットブームの影響でトリミングサロンのニーズは増え続けています。同時に競合のトリミングサロンも増え、勢いで開業して失敗してしまうケースも多くあります。トリミングサロン経営で成功するためには、「内装デザイン」が重要です。店舗のコンセプトに合ったおしゃれで素敵なインテリアを目指すことも大切ですが、一番重要なポイントは飼い主とペットにとって安心安全な環境つくることです。
飼い主は、家族同然の大切なペットを預けるわけですから、安心して預けられる環境であることがサロン選びの絶対条件でしょう。飼い主とペットの目線で考慮し、安心安全でコンセプトに合った内装デザインをつくっていくことが成功のカギとなります。

2.繁盛店のトリミングサロンの共通点とは?

2.1 居心地の良い空間

人にとって居心地が良い空間=(イコール)ペットにとって居心地の良い空間とは限りません。ペットにとって大きなストレスにならないように居心地の良い空間をつくってあげることが大切です。また、ペットだけでなく飼い主であるお客様への配慮も必要です。トリミングが終わるまでのあいだ、待合室で待っているケースもあります。飼い主にとって居心地の良い待合室をつくることで満足度向上につながります。

2.2 サロンのコンセプトが明確

繁盛店に共通していえることはサロンのコンセプトがしっかりしていることです。コンセプトを明確化することで、サロンの内装デザインや詳細を決める際に軸となり、空間全体に統一感がでてきます。

2.3 流行りを意識している

トリミングサロンに流行りは必要?と疑問に思う方がいるかもしれませんが、内装には流行りがあります。一昔前の内装は時代を感じてしまうため、繁盛店は定期的に改装しています。SNSで情報を発信することが当たり前となった現代では、内装を見てサロンを選ぶというお客様も多いです。SNS映えを意識しているサロンも繁盛店の共通点といえるでしょう。

3.内装設備で失敗しない絶対条件5つを詳しく解説

3.1 安全な環境

ペットにとってケガのない安全な環境であることは絶対条件です。トリミング中に転倒してしまい、ケガや傷をつけることがないよう最大限配慮しなければなりません。
またペットが脱走してしまった場合、重大事故につながる危険性があるため、サロン内はすべて二重扉にすることをおすすめします。言葉の通じない動物を扱っている以上、どんな場合でもサロン側の責任となります。

3.2 常に清潔なサロン

動物を扱うサロンとして清潔であることは絶対条件です。清掃が行き届いていることはもちろん、ペットの体臭、排泄物の臭いなど、サロンに臭いが充満しないように換気に配慮しましょう。また、毛の多いペットの抜け毛や季節による抜け毛にはダニなどが付着している可能性があります。そのためシャンプーをする時の排水にも注意が必要です。場合によっては感染症の原因ともなります。空気清浄機や脱臭機の設置も考慮しましょう。

3.3 防音対策

サロンに預けられるペットは、飼い主さんと引き離され、大きなストレスを感じ、吠えてしまったりすることも多いです。1匹が吠えてしまうと普段はおとなしいペットでも連鎖的に吠え出すこともあります。ペットの鳴き声は割と響くため、住宅だけでなく近隣の店舗からも苦情が入る場合もあるので防音対策は必須です。
なるべく鳴き声が聞こえないように壁や窓などに防音シートの設置や、サロン内の間取りを配慮することが大切です。

4.トリミングサロン内装デザインの注意点

4.1 電力の容量を確認

トリミングサロンは、業務用のドライヤーを使用するため、電力量をとても多く使用します。
営業中にブレーカーが落ちてしまうということがないように、注意が必要です。
特に居抜き物件に入る場合、元の店舗の業種により電力使用量に違いがあります。内装工事前に電力容量の制限を確認しておきましょう。

4.2 収納スペースの確保

収納スペースの不足で苦労しているサロンが多いようです。意外にトリミングサロンは、備品が多く、収納スペースを確保することは必須です。


以下、トリミングサロンで保管する備品一覧

  • シャンプー、トリートメント類
  • バスタオル、タオル
  • トイレシーツ
  • ゲージ
  • ドックフード

さいごに

いかがでしたか?トリミングサロンの内装デザインでおさえておきたいポイント、注意したい点などを詳しく解説しました。トリミングサロンは、動物を扱う場所として様々な配慮が必要ということがご理解頂けたかと思います。
この記事を参考にトリミングサロン繁盛店を目指していきましょう!

あわせて読んでおきたい記事
■トリミングサロンを独立開業したい方必見!必要な資格と開業資金を解説

この記事を書いた人

BrancPort税理士法人