- 「売り上げはあるのにお金が残らないのはなぜ?」
- 「今の税理士が頼りなく、不満。」
- 「税務調査対策を何もしていなく、いつも不安」
このようなお悩みや疑問を抱えている美容サロン経営者の声を多く聞きます。
この記事では、税理士に依頼するメリットと、税理士を選ぶ際のポイントを解説していきます。ぜひ参考にしてください。
もくじ
1.美容サロン経営において税理士は必要?
美容サロン経営で、税理士は必要なのか?
自分でお金のやりくりができるのではないか?と思う方も多いと思います。
結論から言うと、「美容サロン経営において税理士は必要です!」
日本政策金融公庫総合研究所の2023年11月の調査によると、開業時に苦労したことは、「資金繰り・資金調達」(57.6%)、「顧客・販路の開拓」(44.8%)、「財務・税務・法務に関する知識の不足」(38.4%)と、お金のやりくりや税務・会計などの悩みが多いという結果が出ています。
資金繰り・資金調達・財務・税務の専門家である税理士は、経営改善の提案や財務分析、資金繰りのアドバイスなど、様々な有益なアドバイスを行います。美容サロン経営においては、税理士のサポートは必要であると言えるでしょう。
2.美容サロン経営で税理士に依頼するメリットとは?
2.1 節税対策の提案
節税に関する相談ができるのは、税金の専門家である税理士です。自サロンの状況に応じた様々な節税対策を提案してもらえます。
美容サロン経営では経費の適切な計上や償却、経費精算が必要です。適当に処理するとトラブルにつながる可能性があります。税理士のサポートで節税対策を行っていれば、正しい節税対策ができ、余分な税金を支払うことはありません。
2.2 補助金、助成金の提案
数ある補助金、助成金の中から情報収集し、自店に合ったものを探す作業は、労力や時間が必要です。
補助金、助成金に精通している税理士は、自店に合った最適なものを提案してもらえます。経験豊富なノウハウでポイントをおさえて申請が行えるため、採択が有利になります。
2.3 経理業務のサポート
美容サロン経営では売上や経費などの正確な経理業務を行う必要があります。
税理士は経理に関する知識を持っているため、財務諸表の作成や仕訳帳の管理など、経理業務において必要なことをサポートしてくれます。
2.4 経営サポート
毎月の決算をもとに経営状況を数字で細かく把握している税理士は、より効果的な資金繰りの提案をしてもらえます。
資金繰りが厳しい場合、税理士は融資や他の資金調達の方法について提案してもらえます。
また、今後の事業展開を拡大したい場合は、経営状況を全て把握している税理士に経営サポートしてもらうことが大切です。
3.美容サロン経営で税理士にどんなことを依頼できる?
3.1 税務顧問・記帳支援
顧問税理士として、会社のお金周りに関する現状を把握し、的確に対応・処理してもらえます。
本業に専念できる環境づくりができます。
具体的には以下のような内容を依頼できます。
- 会社経営相談
- 月次試算表の作成
- 決算書の作成
- 税務申告書の作成
- 年末調整、償却資産税申告、法定調書、給与支払報告書作成
- 記帳代行
3.2 会社設立・起業支援
起業・創業前の相談から、会社設立手続き、会社設立後の経理や税務申告のサポートをしてもらえます。
具体的には以下のような内容を依頼できます。
- 創業時の資金調達
- 開業届書作成、提出
- 各種税務署届出の提出
- 創業時に活用できる補助金、助成金の案内
- 経理体制の整備
- 会計ソフトを利用したい方への導入支援
3.3 補助金申請支援
国や地方自治体には様々な補助金があり、採択には十分なノウハウと経験値が必要です。補助金申請のプロフェッショナルが申請書の作成~採択までサポートをしてもらえます。
具体的には以下のような内容を依頼できます。
- 最新の補助金制度をご提案
- 各種補助金、助成金の資料作成支援
- 採択後の書類の作成
- 採択後にある進行状況報告、事業の実績報告の手続き支援
3.4 経営代行支援
経理全般業務をサポートしてもらえます。
具体的には以下のような内容を依頼できます。
- 請求書作成
- 振込代行
- 売掛金、買掛金管理
- 資料ファイリング整理
4.美容サロンに強い税理士を選ぶ際のポイントを解説
ポイント①:直接会って話し相性が合うか確かめる
インターネットで調べて、HP上では好印象に感じても、実際に会って話してみると違和感を感じる場合もあります。
契約する前に直接会って、相談しやすい相手か、基本的なものの考え方に大きな違いはないかを確かめてください。将来の事業展開などを進める上でも、相性や考え方が合うことは大切です。
ポイント②:美容サロンに強い税理士であるか
税理士にも得意分野があります。美容サロンに強い税理士を選ぶことが大切です。美容サロン業界の専門知識に詳しく、経験豊富であるかどうかは、経営をサポートしてもらう上で、とても重要です。
ポイント③:知人・友人からの紹介してもらう
美容サロンを経営している知人・友人から税理士を紹介してもらうのも一つの手です。
第三者の評価がある、知人・友人からの紹介は、税理士を選ぶ方法として失敗する可能性は低いでしょう。
ポイント④:サービス内容・料金は明確に定められているか
サービス内容や料金形態は税理士により違いがあります。
自分が依頼したいサービス内容が合っているか、料金は明確に定められているかを確認しましょう。
さいごに
いかがでしたか?
美容サロン経営において、税理士を雇うメリット、どんな業務を依頼できるのか、税理士を選ぶ際のポイントを解説しました。
美容サロン経営を成功させるためには、本業に全力で専念し、お金の管理は専門家である税理士にに任せることをおすすめします。
相談できる税理士が身近にいない場合、一度、BrancPort税理士法人にご相談ください。