飲食店オーナー必見!集客に強いインフルエンサーの探し方と活用術

  • 「集客に強いグルメインフルエンサーの見つけ方は?」
  • 「インフルエンサーに依頼したいけど、どうすればいい?」
  • 「SNSを始めてみたけど、フォロワーが増えない。」

このようなお悩みや疑問を抱えている飲食店経営者・これから開業を目指している方の声を多く聞きます。

今回は、飲食店におけるインフルエンサーとは?・集客に強いインフルエンサーの探し方・インフルエンサー活用の注意点と対策を解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

1.飲食店におけるインフルエンサーとは?

飲食店におけるインフルエンサーとは、レストラン・飲食業界に関する情報をSNSで発信し、多くのフォロワーや視聴者に影響を与える人のことをいいます。
InstagramやYouTube、TikTok、ブログなどのSNSを活用して、飲食店のレビューや新メニューの紹介、料理の写真や動画をシェアし、視聴者に対して飲食に関するおすすめ情報を発信しています。
インフルエンサーの定義はフォロワー数により4つに分類されます。

  • トップインフルエンサー:フォロワー数 100万人以上のインフルエンサーを指します。
  • ミドルインフルエンサー:フォロワー数 10万人~100万人のインフルエンサーを指します。
  • マイクロインフルエンサー:フォロワー数 1万人~10万人のインフルエンサーを指します。
  • ナノインフルエンサー:フォロワー数 数千人~1万人のインフルエンサーを指します。

2.集客に強いインフルエンサーの探し方

集客に強いインフルエンサーを探す際、手当たり次第にフォロワー数が多い人気のインフルエンサーに依頼しても効果がが期待できません。

以下のStepで探していきましょう。


Step1 目的とターゲットを明確化する
まずは、目的とターゲットを明確化することが大切です。

  • 目的設定:達成したい目標を数値で決める。例えば、「半年後に売り上げを〇%アップする」
  • ターゲット設定:誰に対して発信したい情報か決める。例えば、「30代~40代の主婦向けにランチタイムに来店して欲しい」

Step2 インフルエンサーを探す方法
インフルエンサーを探す方法はいくつかあります。
そのうちの3つの方法を紹介します。

①SNSのハッシュタグ検索や関連アカウント調査
Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなどで、関連するハッシュタグを検索し、アクティブなフォロワー数やエンゲージメントの高いアカウントを探します。
「#東京グルメ」「#子連れランチ」などのハッシュタグで、ターゲット層にリーチできるインフルエンサーを見つけやすくなります。
また、似たジャンルのアカウントの「関連アカウント」や「おすすめアカウント」機能を活用するのも一つの手です。

②インフルエンサーキャスティング会社に依頼する
キャスティング会社は、自店のイメージや目的、ターゲット層に応じて適切なインフルエンサーを紹介してもらえます。
インフルエンサーのフォロワー属性やPR実績などを熟知しているため、自力で探すよりも適した候補を見つけやすいでしょう。

③競合のインフルエンサー活動をリサーチ
競合他社が起用しているインフルエンサーや、関わっているプラットフォームを調査し、その実績から効果のありそうなインフルエンサーを見つける方法です。
同じジャンルでフォロワーの共感を得られているインフルエンサーであれば、同様に自店の集客にも効果が見込まれます。


Step3 依頼するインフルエンサーの条件を確認する
どのようなインフルエンサーに依頼するかで大きく集客力にかかわってきます。
有名だからといって選ばないように気を付けましょう。
以下のような条件を確認することをおすすめします。

  • ■ターゲット層とインフルエンサーのフォロワー層が一致しているか
  • ■インフルエンサーの過去の投稿や他の案件実績から自店のイメージ・コンセプトに合うか
  • ■投稿した写真・動画のクオリティ・センスなど、クリエイティブ面も重要
  • ■他の業種とのコラボレーション実績や成功事例があればどれだけ集客効果があったのか
  • ■インフルエンサーの過去の言動、倫理的な面を確認し、信頼性の高いインフルエンサーであるか

3.インフルエンサーを活用の注意点と対策

①インフルエンサーの信頼性低下
インフルエンサーが頻繁に広告投稿を行っていたり、多くの業種とコラボレーションをしていると、フォロワーから「広告ばかり」と感じられ、信頼性が低下します。
そのため、自店の広告が効果を失うリスクがあります。

  • 対策:インフルエンサーとの契約において、ガイドラインを設定し、遵守を義務付けることが重要です。

②法律やガイドラインの違反
多くの国では、消費者に対して広告内容を明確にすることが法律で義務付けられており、これを守らないと自店やインフルエンサーが罰金を科される可能性があります。
また、SNSプラットフォームの規約に違反する場合もあるので注意が必要です。

  • 対策:事前にインフルエンサーに広告表示の義務やガイドラインについて伝え、「#ad」や「#広告」など適切なタグ付けを行ってもらうよう指示します。

③インフルエンサーが不祥事を起こすリスク
インフルエンサーがトラブルを起こした場合、迅速な対応が求められます。
しかし、インフルエンサーの行動を完全にコントロールすることは難しいため、リスクマネジメントの備えが重要です。

  • 対策:不祥事発生時の対応方針を事前に決めておき、キャンペーンの中止や投稿の削除ができるように契約に盛り込んでおくことが重要です。

さいごに

いかがでしたか?
インフルエンサーの基礎知識・集客に強いインフルエンサーの探し方・インフルエンサー活用の注意点と対策がご理解頂けたと思います。
飲食店におけるインフルエンサー活用は、お店の認知度を高め、集客に効果的なマーケティングです。
大規模にインフルエンサーを活用するのもいいですが、まずは試しに1人のインフルエンサーに投稿を依頼することから始めてみてはいかがでしょう?

飲食店経営で相談できる税理士が身近にいない場合、一度、BrancPort税理士法人にご相談ください。

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BrancPort税理士法人