『仮想通貨の2つの大きな特徴』

仮想通貨の大きな特徴として、次の2つが挙げられます。

(1)特定の国家による価値の保証を持たない通貨

(2)暗号化されたデジタル通貨

(1)の特徴ですが、日常で使用している法定通貨(日本円やドルのように国が価値を保証している通貨)は、紙幣や貨幣など目に見える形で存在していますが、仮想通貨は、紙幣や貨幣のような物理的実体はなく、インターネット上において電子データでやり取りされる媒体です。
しかし、法定通貨で行われる交換、決済、送金、融資などと同じような機能を持ち、法定通貨との交換も可能です。

(2)の特徴としては、仮想通貨は高度な暗号技術により、価値移転を安全に行うことができます。
公開鍵暗号やハッシュ関数などの暗号化技術により、仮想通貨の偽造や二重支払といったリスクやミスを回避するほか、暗号化技術をブロックチェーンに適用することでデータの真正性も担保しています。
このように安全性が確保されている点は大きな特徴といえるでしょう。

日本においては、2017年4月施行の改正賃金決済法(第2条5項)により、仮想通貨の法的定義が明確化され、日本円や各国通貨との売買などに関するルールが定められています。

仮想通貨は、法律的にも「お金」(法定通貨)と同様の存在といえるわけです。
法律によって仮想通貨の財産的価値が認められたことは、不特定多数の人々にとって、より身近なものになり、重要な社会インフラになったことを意味していると思います。