串カツ大衆居酒屋「たかや」・おばんざい居酒屋「たかや」   オーナー 黒田 宇さん

JR浜松町駅南口から徒歩4分のビジネス街の一角にある、串カツ大衆居酒屋「たかや」。ソースがなくても絶品と定評の串カツがメニューにズラリと並び、木造りの店内とアットホームな接客でくつろげるお店です。同店のほか、都内に2店舗を経営する黒田宇さんと広田税理士との関わりが始まったのは2018年10月から。お忙しいなか「たかや」におじゃまして、黒田さんに話をうかがいました。

■ネガティブなことも毅然と話してくれる正直な税理士です。

―広田税理士とのお付き合いはいつからですか?

黒田さん オープン前の資金調達の段階からお世話になっています。金融公庫に提出する事業計画書の作成や、借り入れ可能な銀行を紹介してもらうなど、融資に関するノウハウが豊富なので助かりました。以来、いろんなアドバイスをいただきながらお世話になっています。

―知り合ったきっかけを教えてください。

黒田さん 最初の店舗を立ち上げる際に、飲食業に強い税理士の方を探していて、ある会社から紹介してもらったのが広田さんでした。最初に会ったとき、依頼するメリットはもちろん、デメリットまでを忌憚なく話してくれたんです。税理士として信頼できると思ったのと、単に税務会計だけでないサポートが得られる点に魅力を感じました。

―どんなメリットがあると感じたのですか?

黒田さん 飲食業界に特化していることで、人とのつながりを含めて、いろんな相乗効果が期待できると思ったのです。今後の多店舗展開を考えていく中で、力になってもらえるイメージが膨らみました。
そして広田さんは、「あくまでも自分はサポート役。黒田さんが困ったときに、いちばん頼りになる人間になれればいい。決算書や申告書を作るのは当たり前で、むしろ一緒に経営していって、一緒に儲かっていこうよ、という気持ちでサポートしたい」と言ってくれて。「ああ、この人に任せたいな」と思いましたね。
何より、お客にとってネガティブなことや、広田さん自身に不利なこともきちんと話してくれる正直な税理士です。だから話していて気持ちがいい。その意味でも、人として信頼できる税理士である点が一番の良さでしょう。

―いま、どのように業務をお願いしているのですか。

黒田さん 経営に関する数字や資料をすべて把握してもらい、給与計算を含めた税務会計を月単位でみてもらっています。毎月の収支はもちろん、課題もきちんと説明してくれるし、定例のMTGで数値や指標について分かりやすく教えてくれます。私はこれまで経理の知識はほとんどなかったのですが、おかげで少しずつ経営管理のノウハウも得られてきました。
ほかにも、メニュー別に行うべき原価計算の必要性をアドバイスしてもらったり、新たな社会保険労務士も紹介いただきました。就業規則や雇用契約書の策定をはじめ、雇用に関する補助金制度にも詳しい方で助かりましたね。

■新たな出会いからビジネスチャンスが生まれるかも

―オープンされて8カ月ですが、他に広田税理士のどんなアドバイスが活きていますか?

黒田さん たとえば借り入れや資金調達に必要な事柄を、現場に即してリアルにサポートしてもらえるのはありがたいです。資金調達を支援してくれる会社とのMTGには広田さんにも同席してもらい、必要な資料をすぐに作ってくれるなどとても助かっていますね。
そして、頼みごとや質問に対するレスポンスが早いのはいつも感心します。たぶん広田さんは、24時間起きてるんじゃないのかな(笑)。LINEでのコミュニケーションが中心で、データなども含めてフレキシブルに情報共有できるので便利です。

―ほかに、普段どんなお付き合いをされているんですか?

黒田さん 一緒に飲みに行ったり、フランクに何でも話ができる間柄ですね。お店にお客さんを連れてきてくれることもあって、毎月の税理士報酬もその飲み代で消えているんじゃないかって心配になりますよ(笑)。そして飲食業関連の人脈が強いので、お付き合いをしていく中で、いろんな方との出会いから新たなビジネスチャンスも生まれるのでは?と感じています。
飲食業界に強い士業など、他の専門家との会食の機会を作ってくれて、ざっくばらんな話をしながら店舗の経営や集客の手法などの話をしたり。広田さんのネットワークのなかでいろんな情報交換ができて、飲食業界のつながりが広がっていくのは有意義です。そして結果的に、コンサルティングのようなことが無料で得られる(笑)。こうした点をメリットに感じているお客様は少なくないんじゃないかと思います。
だから近い将来、飲食業界のいろんな人を集めて、「広田会」っていう巨大な飲み会が開かれるんじゃないかと期待しているんですよ。そのときは、ぜひ私に幹事をやらせてください(笑)。

―黒田さん自身の今後の目標を教えてください。

黒田さん 今後もたくさんの人に喜んでもらえる、とっつきやすい居酒屋をどんどん増やしていきたいです。簡単に回していくことができて、誰が見ても分かりやすい、シンプルに利益が出るようなお店。お客様にとっても、ドリンクをはじめ提供スピードが速くて、お店がきれい。どの方にも「もう1回来たい」と思ってもらえるような、従来のお客様を大事にしていくお店づくりをしていきたいですね。

【広田税理士より】
1店目をオープンしたあと、まだ実質1年も経っていないのに、すでに2店舗の出店を果たしている黒田さんはすごいです。人とのつながりの中で良い物件を探してこられるのは、まさに黒田さんの人柄の良さの表れでしょう。だからこそサポートのしがいもありますし、今後のさらなる店舗展開が楽しみです!

〔プロフィール/黒田 宇さん〕
都内のホテルの京割烹で板前として働いたあと、福島にある実家の旅館の跡取りとして従事。その後、東日本大震災で約半年間の避難生活を経験。平成23年から大手居酒屋チェーンの店長・料理長として飲食店経営のノウハウを身に付けたあと独立。業務委託契約によって、2018年から1年の間で都内に2店舗をオープン、いっそうの業容拡大をめざしている。

串カツ大衆居酒屋「たかや」 港区浜松町2-12-14竹内ビル1F 03-3433-4410
おばんざい居酒屋「たかや」 港区芝2-29-14一星芝公園ビル1F 03-6453-8455

<取材・構成/栗栖直樹(株式会社エスクリエート)>